看護師の仕事が辛くて仕方がなく、その辛さから解放される解決策を探している看護師は多いです。
- 「職場の人間関係にうんざり、これ以上ここで働きたくない…」
- 「看護師の仕事は嫌なのに、やめるべきなのかわからない…」
- 「看護師は続けたい、この辛さを乗り越えられる方法はあるのだろうか…」
看護師の仕事には辛いと感じる場面は多いものです。しかし、それでも看護師ができるのは、辛い以上のやりがいがあるか、看護師の仕事が好きという情熱があるからです。辛いだけで仕事を続けてしまうと辛い気持ちは大きくなる一方。そして、仕事の辛さから解放されたいと考え始めます。
その辛さから解放される解決策を見つけ出すには、まずは一度その職場を離れて、外から自分の環境を見てみることです。
なぜならば、まずはその麻痺された感覚を通常に取り戻す必要があるからです。多くの人が、我慢をして働くことが当たり前と、感覚が麻痺しています。私たちは辛い気持ちを味わうために看護師になったわけではありませんよね。なぜ看護師を目指したのか、今一度振り返ってみましょう。
辛い状況が続けば続くほど思考は麻痺していくため、どこが限界かもわからなくなります。だからこそまずは、職場から一度離れる。そうすることで、自分の本来の判断力を戻すことができて自分が望む決断をすることができます。
もしくは、辛さではなくやりがいを感じながら看護師を続けることが出来る方法を見つけるのも良いでしょう。様々な選択肢の中から自分に合うものを選択することで、辛い毎日から幸せな明るい生活を手に入れることはいくらでも可能です。
ここでは、看護師を続けて辛いと感じることや、辛いと感じることなく看護師として働く方法についてご紹介していきます。
- 看護師は続けたいけれど、辛いと感じる…
- 看護師を続けて辛いと感じる、7つのことは?
- 辛さではなくやりがいを感じる、看護師の働き方は?
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看護師は続けたいけれど辛いと感じる…
Aさん)仕事は好きだけれど人間関係に疲れた…
看護師辛い。独身者20代後半の看護師です。仕事は好きだし、患者さんに感謝されやりがいも感じています。ただ、人間関係に疲れてしまいました。30から50代の独身看護師が多く、悪口やはばつがすごく、体育会系のノリなのに、女子ぽい陰湿な感じです。
若い可愛らしいこがきたら、とりあえずいじめます。残るこは、ある程度性格がきついか、空気が読めない感じの子達。。。毎日毎日先輩の悪口を聞かされ、飲み会に付き合わされそこでも、スタッフの悪口。友人の看護師に聞いてもどこも、同じ感じみたいです。
看護師ってなぜ性格がきつくて、攻撃的な人柄多いのでしょうか?それだけきつい仕事と良く言われていますが、夜勤も辛いし、日勤も定時では終わらないし、生死にもかかわるプレッシャーのおおい仕事ではありますが、だからといって攻撃的に言ったりしようとは全く思いません。学生時代の仲良い友人もそんなひとはいないのですが。
参考:Yahoo知恵袋
女性が9割を占める看護師の世界では、人間関係に悩む看護師の方は多いです。
私も以前勤めていた病院では毎日が愚痴大会で聞いているのもウンザリでした。私が感じているのは、ストレスが多い環境は、看護師の性格すら変えてしまうのではないかということです。ストレスフルな精神状態では、性格がきつくなってしまったり、不満がちになってしまいがちです。
良い病院というのは、看護師のサポートや病院内の体制が整っており、ストレスの少ない看護師たちの雰囲気はなかなか良いです。そのような職場を選ぶ必要があります。
Bさん)乗り越えるられるかわからない…
新人看護師です。辛いです。。乗り越え方を教えてください。新人看護師です。入職して2カ月が経ちましたが、全く仕事ができず、毎日ミスばかりしています。
5月の下旬に入ってからは、先輩たちの顔も険しくなり、優しかった先輩も厳しくなりました。何度言われても同じミスをするし、仕事は遅いし、看護師に向いてないのではないかと思います。
もちろん、ミスをする自分が悪いし、先輩方の指導をきちんと受け止めて、次に生かさなければいけないのですが、「怒られるのが怖い。。」と思ってしまい、びくびくして仕事をするようになってしまいました。
私があまりにできないから陰でこそこそ言われてしまうし。。自分が嫌で嫌でしょうがないです。最近はずっと動悸と吐き気が治まらず、土日もずーーーっと動悸が治まらなくて、夜も眠れません。。仕事中も、吐き気と闘いながら仕事をしています。。
嫌味を言われているとかではないし、先輩方は私のことを思って注意してくれるのに、それを「怖い」と思ってしまう自分が嫌です。仕事のことを考えると涙が止まりません。。 辞めたくてしょうがないけど、最低でも2年間(3年目になるまで)は続けたいです。乗り越え方を教えてください。。 続けたいけど、辞めてしまわないか不安で不安でしょうがないです。。
参考:Yahoo知恵袋
自分を責め始めてしまうと、自分への自信をもなくし、全てのことが怖く感じますよね。
その循環は、更なる恐怖感を生み出し悪循環を生み出してしまいます。まずは、自分を責めないことです。新人の間はできないことや悩むことが多いのは、とても自然なことであり、全く新しい環境で知らないことだらけの中、一から頑張っている自分をたくさん褒めてあげましょう。
どのようなことも、何年後かに今のことを振り返れば懐かしい思い出になっているものです。
残業の日々、蕁麻疹を発症し不眠症に…
私は脳外科病棟で勤務していました。ストレスフルな環境で働いていた結果、全身に蕁麻疹が出て不眠障害に陥ります。なぜそうなったのか自分では原因に気付かず、ある日突然吐き気に襲われました。
出勤時に涙が止まらなくなり、その時に初めて職場でのストレスが原因だと知ります。
そんな私の看護師生活。一年目は業務を覚えて、それをこなして精一杯の日々。
先輩からの威圧と嫌がらせ、愚痴ばかり聞こえる職場で愛想笑いを作る日々。定時に自分の仕事が終わっても帰れません。みんなが終わるまで帰れない雰囲気があり、サービス残業は当たり前でした。
2年目からは業務以外にも、委員会の役割も振り分けられます。定時に仕事が終わっても、委員会の業務で2時間の居残り。先輩からの嫌がらせは悪化する一方です。そんな環境下で2年間務めた結果が、健康障害となり現れました。
私たちは看護師の仕事は素晴らしい仕事だとわかっていながらも仕事が辛くて仕方なくなる時があり、多くの看護師が現在の職場の環境に疑問を持っています。しかし、健康障害を起こすほどのリスクを背負う必要はありません。自分たちの健康が一番であることを忘れてはいけませんよね。
看護師を続けて辛いと感じる、7つのことは?
辛い1:職場の人間関係が悪く、仕事へ行くのが辛い…
多くの人が辛いと感じているのは職場の人間関係です。看護師の世界には、嫌がらせや派閥問題が無くなりません。ある日突然自分が嫌がらせの対象となることもあり得るのです。
看護師の世界での嫌がらせや派閥が生まれるのは、仕事によるストレスが溜まり、その発散の行き場が他の看護師に向けられてしまうからです。
マイナビ転職の調査によると、看護師の仕事を辞めたい理由の1位は、職場の人間関係のトラブルやストレスとの調査結果が出ています。→ 看護師辞めたいけど不安……(マイナビ転職)
看護師の仕事は好きで続けたいのに、人間関係が原因で仕事を辞めたいと感じている看護師はとても多いのです。
辛い2:残業や長時間労働による重労働で仕事がきつい…
看護師として、心身ともに辛く感じている理由の一つは残業や長時間労働による重労働です。なぜなら、拘束時間が長くなればなるほど、私たちの自由な自分の時間がなくなっているからです。
私たち看護師の多くは仕事が始まる前に患者さんの状態を把握しておく必要があり、情報収集のために1時間前には出勤することも稀ではありません。もちろん、その時間は給料としてもらえる勤務した時間には入りません。
始業前、終業後も仕事をしている時間を換算すると超過勤務をしているのが現実です。そんな環境下で仕事を続けていくことは、心にも身体も疲れてしまい辛く感じる原因になります。
辛い3:看護師に向いていないと感じる…
ミスを起こしてしまったり、先輩から注意ばかり受けていると、「看護師の仕事には向いていない、自分は看護師として働くべきではない」と感じ、働くのもどんどん辛くなってきます。自分を責めてしまう気持ちは簡単に大きくなりやすく、自信をもなくてしまうからです。
看護師の仕事は、決して簡単なものではありません。人の命を預かる責任、薬や点滴内容の知識、疾病の知識、覚えなくてはいけない日常業務など、求められることは無数にあります。特に新人の頃なんて覚えることだらけで、ミスも起こしがちかもしれません。
そんな看護師の仕事は、職場の人たちで協力し合うことができないと辛い仕事になってしまいます。今の職場環境ではサポートをし合うことが出来ているでしょうか?
辛い4:労働内容に比べて給料が安い…
残業や夜勤などで大変な思いをしながら仕事をするものの、給料日に明細を見てガッカリ…なんて人も多いでしょう。労働に見合った給料を受け取れないことは、モチベーションも下がり働くのが辛くなってきます。
看護師の給料がいいというのはよく耳にしますが、看護師の給料がいいのは、夜勤手当や残業手当が付くからですね。実際には職場によっては残業や夜勤の手当てがしっかり付かずに低賃金で働いている人もいます。
常勤看護師で働いた場合の平均年収は、479万円です(賃金構造基本統計調査)。しかし、手当てが支給されない病院での年収はこの平均年収より大幅に少なく、そのギャップは余計に私たちにストレスを与えます。
辛い5:長期休暇や、希望休が自由に取れない…
オフを満喫したいものの、自由に休みが取れずに辛い思いをしている看護師も多いです。
多くの職場では毎月の希望休や年に一度の長期休暇の申請ができます。しかし、人手不足な職場や新人の間は、希望休や長期休暇を申請することが許されない雰囲気のところがあります。
基本的に人手不足である看護師の職場では、自分の思い通りには休みを取ることが出来ません。
先輩が申請している時期を避けて、人手が足りてそうな時期に休みの申請したとしても、「1年目のくせによく有給申請できるよね」と言われて、その一件が噂される羽目にも。
そんな状況では、もちろん有給の申請は出来ず言われるがままに働かされ、ストレスは溜まる一方です。
辛い6:夜勤が多くて十分に眠れない…
睡眠がしっかり取れない状況は、鬱病や精神疾患を引き起こすとも言われるほど睡眠は大切です。常勤看護師では夜勤業務も必ず勤務に入ってきます。そんな不規則な生活リズムは、少なからず体には負担になっています。
睡眠がしっかり取れないと、頭が働かず体もだるく、心身ともに辛さを感じ始めることもあります。自分の頭では気づかないほどに、睡眠は体を回復するために必須なものですが、忙しすぎる看護師は睡眠の重要性を忘れてしまいます。
夜眠れなくなってきたと実感のある方は、日勤のみの勤務に変更することを考えてみる必要があります。睡眠不足で頑張り続ける事はとても危険な行為です。そのままが続くと辛さは増していく一方です。
辛い7:医療事故やミスが怖い…
看護師の仕事では、自分の判断が患者さんの生死に関わる恐怖が常にあると言えます。
点滴や薬の誤薬、患者間違え、さらに大きなミスを犯した時のことを考えると、不安や恐怖で夜も眠れなくなるほど、看護師の仕事はプレッシャーの大きな仕事です。
しかし、病院ごとに医療事故の対策はしっかり取られているものです。ミスが起こる時とは、多くの場合、疲労が溜まり集中力が切れてしまったときです。元気な体と心で仕事に打ち込んでいたら、大きな医療事故に巻き込まれる事も稀です。
ミスを恐れるよりも、自分の休息をしっかり取ることが何よりも大切なポイントになります。
辛さではなくやりがいを感じる、看護師の働き方とは?
仕事が辛いと感じるのは、自分自身がそこにいる意味や価値がわからずに彷徨ってしまうからです。答えがわかっていれば、人は自然と前向きにその答えに従って行動するため、辛さを感じないものです。
自分にとってのやりがいを感じられる働き方を知ることが出来たら、その悩みを解決できるかもしれません。まずは、頭の中を整理し、自分を悩ませている理由を探し出し、答えを見つけることが解決策への第一歩です。
- 看護師になった理由を振り返り、その時の気持ちを持って取り組む
- 働きやすい職場環境を選び、自分のライフスタイルに合った働き方をする
- 夜勤や残業がない職場を選び、体にも心にも負担少なく働く
その1:看護師になった理由を振り返り、その時の気持ちを持って取り組む
なぜ看護師を目指したか、覚えていますか?
看護師を目指し始めた理由は人それぞれです。自分がなぜ、この仕事をしているのかを思い出してみましょう。そして、その思いを持って、仕事に取り組んでみると、意外に仕事が楽しく感じてくるものです。自分が情熱を注げて好きだと感じるものであれば、少しの辛さを経験しても辛いと感じる気持ちはそんなに気にならないからです。
看護師になった多くの人が、人の役に立ちたいという優しい心の持ち主が多いものです。
例えば、自分が入院して心が不安でいっぱいな時、もしくは、自分の家族が入院することになった時に、看護師さんの優しい一言や対応があるととても安心できますよね。自分の祖母や祖父を優しくケアしてくれていたら、感謝の気持ちを感じますよね。
看護師の仕事はとても素晴らしいです。そうゆう部分に魅力を感じて看護師を目指した人は多いのではないでしょうか。その気持ちを思い出してみましょう。
その2:働きやすい職場環境を選び、自分のライフスタイルに合った働き方をする
人間関係が良く、みんなで協力し合うことができる職場で働く看護師は、辛さよりもやりがいを感じている人が多いです。
今の職場では、周りの方にヘルプを求めることはできますか?自分のキャパーオーバーの事は周りに伝える事はできますか?自分だけで頑張らなくてはいけないような職場に身を置き続ける事は、自分の心と体を傷つけている事と同じであることを理解しましょう。
人間関係に悩まされて続けて看護師の仕事を続ける必要はありません。
看護師の資格は無敵な資格なので、看護師不足の今であれば看護師の需要はとても高く、より好条件の職場を選び直すことはいつでも可能です。今の職場環境が嫌だと感じるのならば、その場から離れる勇気を持ちましょう。
その3:夜勤や残業がない職場を選び、体にも心にも負担少なく働く
人間関係には悩むことがなくとも、夜勤や残業の多さに辛さを感じている場合。夜勤や残業がない仕事に変えてみると、その辛さが解放されるかもしれません。
看護師は夜勤や残業は当たり前なイメージがありますが、実際には夜勤や残業なく働くことが出来る病院もあります。私たちが考える以上に、看護師の働き方は多様化しているからです。
生活リズムが崩れてしまったり長時間労働が続くと、それは体に大きなダメージを与えます。体への負担が少ない職場を選び直してみるのも一つの方法です。
理想的な職場を見つける方法は?
私たち看護師が精神的に追い込まれるのは、病院以外の選択肢がないと思うからです。現職以外の働き方があると知るだけで、私たちは前向きな気持ちで最適な仕事を見つけられます。
看護師は人材不足もあり、私たちは自由に職場を選択できる立場にあります。
方法1:残業が少ない日勤だけの病院で働く
看護師の人材不足もあり、私たちが利用しやすい転職サービスは増えています。
転職が一般化する以前は、ひとつの病院で定年まで働き続けるか、結婚や出産を機に退職かパートに切り替えるしか、私たちに選択肢はありませんでした。深刻な人手不足の現在では、各個人のライフスタイルに合わせて職場を選択できます。
- 夜勤や残業はあるが、月収40万円を稼げる病院
- 残業が10時間以下でも、月収30万円を稼げる病院
- 日勤だけで、毎日定時に帰宅できる個人病院やクリニック
- 託児所が完備され子育てや、職場復帰を支援してる病院
- 家族と時間を過ごすために、土日祝日に休める病院
- 産休や育休の実績があり、既婚者でも安心して働ける病院
転職サイトの「ナースではたらこ」は、全国に91,982件の求人があります。公式HPの検索画面を開き、「正看護師」「日勤のみ」で条件を検索すると、4,195件がヒットします。
日勤のみ、託児所付き、寮、家賃補助が付いて、月給は25〜27万円の求人がありますね。
方法2:病院以外の企業や介護施設で働く
看護師は必ずしも病院で働く必要はありません。看護師免許の資格を活かして、企業や市役所、保健所、介護施設で働く選択肢もあります。
- 土日休みで働ける、保育園や大学保健の管理センターで働く
- 看護師免許を活かして、市役所や保健所で保健師で働く
- 大手優良企業の医務室で、専属看護師として勤務する
- 定年後でも働きやすい、特別養護老人ホームや介護施設で働く
- 夜勤も残業もなく、高収入を得やすい訪問看護師で働く
看護師免許を活かして、大手企業で働く選択肢もあります。
日勤常勤で働ける企業の求人は、一般的に社会保険や賞与などの福利厚生が保障されています。契約期間が定められてないため、安定した労働環境で長期間働けます。夜勤も長時間労働もないため、安心して働けますね。
「ナースではたらこ」で検索条件に「企業」を入力したら、年収330〜420万円の求人が見つかります。
方法3:勤務地や時間を選択できる派遣で働く
看護師免許があれば、フルタイムで働く必要もないですね。勤務地や勤務時間を自由に選択して派遣で働く方法もあります。
- 育児や家事と両立するため、週3日で派遣で働く
- 短期間で貯金するために、時給2500円の高時給で働く
- 健診センターや採血など、日給2万円で単発のバイトをする
派遣で働く場合は、派遣専門のレバレジーズを利用しましょう。求人数2518件の中から、自分のライフスタイルに合わせて職場を選択できますね。
病院は全国どこにでもあるため、希望の職場が見つからない事はありません。
正社員ではなくあえて派遣で働く人は、結婚や出産でブランキ期間が長い女性、家事や育児と両立して働きたい人、語学留学やワーホリから帰宅して時短で働きたい人が、積極的に利用しています。
まとめ:看護師の仕事は辛いものではない?
看護師=辛いものだと考えるのではなく、まずは、自分が今の職場に対して何が辛いのかが明確にして自分自身を観察してみましょう。自分を苦しめている原因さえわかれば、それを解消するために、自分の選択するべきステップが見えてくるからです。
- 職場の人間関係が悪く、仕事へ行くのが辛い…
- 夜勤や長時間労働による重労働で仕事がきつい…
- 看護師に向いてないと思う…
- 労働内容に比べて給料が安い…
- 長期休暇や希望休が自由に取れない…
- 夜勤が多くて十分に眠れない…
- 医療事故やミスが怖い…
もしくは、「疲れきってしまって何が辛いのかもわからない」「どうしていいかわからない」と感じるのであれば、まずは一度その場から離れて、自分で判断ができるようになるまで休息を取る必要があります。
辛いと感じながら、頑張り続ける必要はありません。自分が本当に望んでいることが何なのかを自分に聞いてみましょう。
看護師の資格を上手く利用すれば、私たちにとって強い武器になります。なぜなら看護師は給料もよく、やりがいを感じることができる仕事だと実感できるからです。利用され続けるのではなく、「この最強な武器を自分に合った方法で利用していくぞ」くらいの気持ちで考えてみても良いのです。
1日でも早く行動に移した方が良い理由
看護業界では、常に慢性的な人材不足を抱えています。
平成26年の全国の看護職の有効求人倍率は、2.79倍です。求人数が185,578人に対して、求職者数は66,477人しかいません。毎年5.1万人の看護資格取得者がいる一方で、看護師を離職する人は16.1万人にも及びます。
2025年には約196~206万人の看護師等が必要と推計されています。順調に看護師が増えても、13万人が不足します。若年層が減少する中で、高校生の10人に1人が看護師にならなければいけない計算ですね。
人材不足は、私たち看護師にとって悪い事ではありません。なぜならば、看護師の需要が高い売り手市場を利用して、より労働条件が良い職場に転職し易いからです。実際に、多くの看護師が夜勤や残業がない職場に転職していますね。
しかしながら、この状況が長く続くとは限りません。
日本政府は人材不足を理由に外国人看護師の受け入れを検討しています。インドネシア、フィリピン、ベトナムから外国人看護師・介護福祉士を受け入れ、その数は2018年に5600人にも上ります(厚生労働省)。
私たち日本人看護師の代わりに、外国人が増える事で次のデメリットがありますね。
- 低賃金で働く労働者が多いと、看護師の平均年収が下がる
- 看護師の給与は他国と比較して高いため、たくさんの外国人が来日する
- 人材不足が解消されると、現職より好条件で転職するのが難しくなる
- 若手看護師が、経験を積める職場が少なくなる
- 有効求人倍率が1倍を切ると、転職したくてもできない
少子高齢化を理由に、今後も看護師の数が減り続けるのは間違いありません。日本政府が本格的に移民を受け入れたら、私たち看護師の仕事も外国人に奪われます。そうならないためにも、1日も早く自分に合う職場を見つける必要がありますね。
看護師の転職活動で必要なもの
転職活動を開始するに当たって、私たち看護師が必要な準備は何もありません。また、全てのサービスを無料で利用できます。途中で就職を辞退しても、罰金などでお金を支払う必要もないですね。
履歴書や職務経歴書は、コンサルタントと面談し転職の意思を固めた後に準備します。面談することで公立病院、クリニック、保育園、企業など進みたい方向性が明確に決まります。その段階で、書類など具体的な準備を始めた方が手戻りが少ないですね。
まずは、転職するかどうか決めるためにも、面談だけでもしてみましょう。転職エージェントを利用すれば、面接対策から給与交渉まで全てサポートしてくれます。最短2週間で次の職場が決まるほど、スピーディに行動できます。
- 公式サイトから会員登録する(氏名や住所など1分程度)
- 担当者からメールか電話があり、面談日を指定する(平日夜や週末可)
- 40分のキャリア面談は、電話でも対応してる(面談場所は新宿など、全国17カ所)
キャリア面談後には、条件に合う職場を20社ほど紹介してくれます。看護師免許を活かして働ける職場はたくさんあり、夜勤や残業がない職場が多い事にも驚きます。
もちろん、働きたいと思える病院がなければ、無理に職場を変える必要はありません。現在は、売り手市場なので、私たちが職場を選ぶ立場にありますね。キャリア面談は、私たちに新しい出会いの場を提供してくれます。
現在の職場に不満を感じているのであれば、まずは選択肢だけでも確認しましょう。先輩看護師の悪質なイジメやサービス残業、人間関係で消耗するほど無駄なことはないですね。患者さんのために働くためにも、まずは私たちが働きすい職場にいる必要があります。
具体的な行動に移さなければ、私たちの未来が変わることはありません。登録に必要な項目は少ないので、通勤中にスマホからでも登録できます。
会員登録と面談の日程調整、それから面談して求人を紹介してもらう、全ての工程で1時間も掛かりません。後からキャンセルもできるので、会員登録だけでも先に終わせた方が良いですね。登録フォームは1分で入力できます。
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