看護師の８割が過去にセクハラされた｜セクハラの具体的な対処方法は？

看護師をしていると、多くの人が遭遇してしまうセクハラ問題。この問題をどう対処していいのかモヤモヤしている看護師は意外にも多いものです。

セクハラを受けたショックがあるものの、自分の中だけで抱え込んでしまう看護師は多く見られます。なぜなら、セクハラについて周りに話すことで批判されたり、周りに迷惑をかけることを心配するからです。

医療の現場では、特殊な環境での仕事であり、どこからがセクハラとなるのか境界線が曖昧になっていっていたり、相手は患者だからとセクハラ行為を見過ごしがちになっています。医療の現場ではなく日常で同じことが起きたら、それはセクハラとなるのか考えてみましょう。

そして、セクハラを受けて心に傷を負ってしまったり怖い思いを自分だけで抱え込んでしまう人もいます。

それでは辛さが増す一方。誰でもいいので話せる人に話してみましょう。そうすることで、そのトラウマを癒すことができます。また、病院全体で同じことが再び起こらないように予防対策を取ることができたり、同じ経験をした人が話しやすい環境を作ることにも繋がります。

セクハラは許されていい問題ではなく、みんなで予防・対応していくことが前向きな解決策ですね。

ここでは、看護師が受けるセクハラの実態や、セクハラ予防策、セクハラを受けた時の対処方法などをご紹介します。

実際にセクハラの被害に合った、リアルな看護師の声

Aさん）セクハラを受けたショックで死にたいと感じる

29歳看護師です。3日前の夜勤の時、患者からセクハラされました。私が勤めている病院はいわゆる療養型病院で、ほとんどがお年寄りの方なのですが、1年前からリハビリを目的とした回復期病棟を1つ設け、私はその回復期病棟で働いています。

他の療養病棟の患者さんに比べたら、自分で動ける方や食事出来る方が多く、認知面でもしっかりしている方や、認知症など全くない方もいます。もちろん認知症の方もいますが⋯

セクハラしてきたのは59歳の男性で、夜中の1時頃ナースコールがあり、ケアをした後手を握られて、首根っこ掴まれて抱き着かれ、しまいには、触っていい？男にはそういう時がある、とかふざけたこと言われました。若くして脳梗塞になって、認知症か寝たきりの患者が殆どのこんな病院に入院して可哀想だなとは思っていましたが、こんなことされたらもはや患者でも何でもないです。変態セクハラクソジジイです。てか犯罪者です。

職場長には、もうその人の対応は出来ないので他の病院か病棟に移動してほしいと相談しましたが、年末年始ということで管理職がお休みで、何も動けずうちの病棟にいるままです。そして明日、また夜勤です。夜勤は看護師1人、介護1人なので、看護師しか出来ないことは私が対応するしかないです。

1人で対応せず介護の人についてきてもらってと言われましたが、ついてきてもらっても正直無理です。年末年始で人手も少なく、夜勤も交代できません。やるしかないので明日はゲロぶちまけてでもやってやると思ってますが、1回のセクハラで転院させることでてできるのでしょうか？今日も普通に奥さんや娘さんが面会来てて吐き気がしました。

セクハラする元気があるなら退院してほしいです。痰を吸引してとかコールあっても、むしろ痰詰まって⚫ねと思ってます。その患者に転院してもらうことってできますかね？私のこういう考え方間違ってますか？

看護師として優しく接してきたのをぶち壊されて、自分に自信もなくなって、もう⚫にたくなってます。他のスタッフはなにもされてないのに、なんで私だけ？？？私の接し方が悪かったから？？元々性欲強いジジイだったみたいですけど、入院生活で溜まって溜まって、それがたまたま私の夜勤の時に爆発したとか他のスタッフは言ってますが、そんな運が悪かったねーってだけの話にされたくないです。

他に被害者がいなくて、夜中にセクハラしてくるんだからナメられてるんだと思います。支離滅裂でごめんなさい、こういうことに詳しい方、詳しくない方でもコメントいただけたら心が少し軽くなるかもと思って書き込みました。長文失礼しました。

参考：Yahoo知恵袋

セクハラが起こる理由の一つが、入院中に溜まったストレスや性欲を、患者である立場を利用して女性看護師に向けて発散しようとするからです。この例は、まさに悪質なセクハラの例ですね。受けた側はトラウマになりかねません。

そういうセクハラ等は被害者が「これが普通なのかな」「抗議すること自体ダメなのかな」と思ってしまいがちです。

自分が我慢をして、溜め込む必要は一切ありません。どうしても担当しなくてはいけない状況なのであれば、いくら病棟が忙しいと言えど、他のスタッフに付いてきてもらい1人で対応する時間を減らしましょう。また、患者にこの件について家族に伝えると注意を促したり、上司にしっかり報告をすることは、今後の予防のために効果的です。

Bさん）看護師へのセクハラは犯罪じゃない？

なんで看護師へのセクハラは犯罪ではないのですか？私は今看護学校の3年生で、順調にいけば来年の4月には看護師になる予定です。実習は楽しく早く看護師として働きたいのですが1つだけ疑問があります。それは上にも書いたように、何故看護師へのセクハラは犯罪行為としてみなされないのかということです。

看護師は患者のために療養上の世話と診療の補助をするのが仕事で、性サービスはそこに含まれません。例えば電車の中で女性のお尻を触ったり胸を揉んだら痴漢です。カフェでウェイトレスのお尻や胸を触っても痴漢です。

でも看護師は少しくらいなら触ってもいい、そんな認識があるように思えてなりません。実際、セクハラしてくる人はすぐ看護師内で情報共有され、痴漢ができないような迫力のある看護師などが担当してくれるようになりますが、1回であってもセクハラを受けた看護師にとっては心の傷になると思います。

私は仮に患者(お客様)であってもセクハラは犯罪ですし、その人が入院していたとしても現行犯で逮捕してもいいんじゃないかと思っています。それくらいいいかが積み重なってストレスになり、仕事を辞めてしまった人も過去にはいたと聞きます。

何故、看護師へのセクハラは犯罪と認識されていないのでしょうか。

参考：Yahoo知恵袋

Bさんが仰る通りで、医療業界でのセクハラは割と見過ごされがちになっています。

なぜなら、看護師の立場的に相手は患者であり、どこかに患者への同情心や「患者さんだから仕方ない」といったような気持ちがあるからです。

また、ただでさえ忙しい看護師の日々の中でセクハラ被害を訴えるということは、業務が増えることにもなり、周りへの申し訳なさや自分の仕事を増やしたくないがために、セクハラ問題をしっかり受け止めることを流しがちになっているからです。

セクハラ問題は犯罪です。しかしその前に私たちが勇気をもって予防策や対応策に取り組まなくてはいけません。

Cさん）上司からのセクハラで半年で退職

看護師の転職について。21歳の看護師です。私は、新卒で入社した病院を半年で退職しました。退職理由は、部署の上司からの心身へのセクハラでした。男性看護師がかなり多い部署だったため、ふざけ半分にセクハラ発言を繰り返していたのだと思いますが、だんだん耐えられなくなり他の上司に相談したところ、告げ口したことに対して陰湿な悪口を言われるようになり、実習学生の前でも名指しで蔑まれたり、仕事を丸投げされるようになりました。半年で激ヤセ、不眠と身体に変調をきたしたため退職しました。

退職後すぐに就職活動を始めたのですが、面接をうけた病院の院長から、「たった半年で退職するような弱いナースは使い物にならないからね」「辛くても1年我慢できないようじゃ、どこも雇わないよ」と言われてしまいました。

退職理由は、前の職場に傷をつけるような気がして、詳しいことは言えませんでした。半年での退職は確かに早いですし、もっと我慢すればよかったのかもしれないと思っています。早期退職したあとの転職は、やはりかなり難しいのでしょうか？また、退職理由はどう伝えたらいいのでしょうか？アドバイスがあれば、よろしくお願いします。

セクハラに関しても、悔しさや恥ずかしさから誰にも相談できませんでした。長文読んでいただき、ありがとうございました。

参考：Yahoo知恵袋

セクハラを受けたことにより心はダメージを受けます。そしてそれを誰にも言えずに抱え込んでしまいがちです。しかし、それは恥ずかしいことではなく、むしろ今後の予防対策のためにも前向きに検討していくべき問題です。

大切なのは、起きたことが再度起こらないように、対応していくことですね。再就職の際も、過去に起きたことから何を学び、今後に生かしていくのかをアピールできたら、相手側には好印象を与えられるでしょう。

セクハラが起こる原因は？未然に防ぐ予防対策は？

医療現場でのセクハラが起こりやすい理由について見ていきます。

その１：セクハラが起こる原因は？

セクハラが起こる原因として、看護師はケアや処置の際に患者との距離が近く、直接身体に触れる機会が多いことが挙げられます。また、病室では、カーテンなどの仕切りによって、他者の目に触れにくい状況が生まれやすいことも原因のひとつです。

「患者様」という言葉があるように、患者側からしたら看護師の立場が下であるかのような勘違いが生まれやすく、その勘違いが引き金となってセクハラに繋がってしまいます。

看護師という仕事に特有な環境は、患者と看護師の関係を上手く利用されてしまいがちなのです。また、医師や上司においても同じことが言えます。加害者はどこかで「大ごとにはならない」と看護師の立場を甘く見ていることがセクハラ発生に繋がるとも言えます。

その２：セクハラが起こりやすいシチュエーションは？

医療現場におけるセクハラの多くは、患者からによるものです。特に一対一になるようなシチュエーションでセクハラは起きやすいと言われています。患者は誰にもバレないと思い、行為に至ってしまうからです。

看護の場でよくあるのは、患者の採血や血圧測定、清拭などのときに、患者から胸やお尻、腰などを触られるケースです。身体的な接触だけではなく、AVやポルノ雑誌、自慰行為を故意に見せるなどのケースもあるようです。

その他には、職場内のスタッフから受けるセクハラや、患者の家族からの場合もあります。

「2017年看護職員の労働実態調査」が実施した当該調査によると、セクハラを誰から受けたかという設問に対しては、患者が71.5%ともっとも多く、次いで医師が23.3%、上司や同僚がそれぞれ約6%、患者の家族が1.2%でした。

画像：「2017年看護職員の労働実態調査」

その３：セクハラを未然に防ぐ予防策は？

一対一ではなく、複数人でケアするようにすることでセクハラを多く防ぐことができます。患者からのセクハラの場合、一対一になった時が狙われやすいからです。病院によってはペアで業務を取り組む体制にしているところもあります。

また、病院自体でセクハラ予防を行い、そのことを病院内で警告ポスターで掲示するのも効果的です。なぜなら、そのポスターを見た患者は意外にも後ろめたさを感じるからです。

また、何かセクハラになりそうなことを言われたら、すぐその場で注意を促しましょう。もしくは退室することです。内容がエスカレートして、セクハラの被害内容が大きくなることを防ぎます。被害内容が大きいほどトラウマになりやすく、自分のキャリアにも影響が出てしまうからです。

セクハラ被害を受けた時の、具体的な対処方法は？

セクハラがなぜ起こるのかを理解し予防対策を意識していても、想定外のところでセクハラに遭遇してしまうこともあります。その時にどのように対応するべきなのかを見ていきましょう。

セクハラを受けたときに「やめてください」と伝える

セクハラを受けたときは、はっきりと拒絶の意思を相手に示し、その行為がセクシュアルハラスメントだということを相手に伝える必要があります。

我慢したり、無視したりすると事態をさらに悪化させてしまうかもしれません。問題を解決していくことが、悩んでいる他の人を救うことにも繋がります。

その場でしっかりと注意喚起することは、失礼なことではありません。看護師と患者という立場を利用される必要はなく、間違った関わり方にNOと言える勇気を持ちましょう。

一緒に働く同僚や上司に速やかに報告

病院などの事業主は、セクハラ被害の報告を受けたら速やかに対応することが義務付けられており、厚生労働大臣の指針によっても定められているほどです。

病院全体でセクハラ予防に取り組んでいけば、発生件数も必ず抑えることができます。

セクハラの被害を受けて、それをなかなか言えないこともあるかもしれませんが、上司や同僚に報告して現実を把握してもらうことが、今後の予防と改善の一歩です。

さらに、同僚または上司に相談できたことで、セクハラから受けた怖い気持ちや嫌な気持ちが軽減することにも繋がります。1人で抱え込むことは精神的にも辛いですよね。気持ちに寄り添って聞いてくれる同僚もしくは上司に話していきましょう。

病院の相談窓口や労働組合に相談するという手段もあります。

なぜなら、セクハラを受けるも我慢して働いている人もいるからです。上司への報告ができなくて困っている人、もしくは報告しても意味がないと感じている人は実際に多いです。

各都道府県の労働局には看護師に限らず労働者の就労上の相談を受ける窓口が設けられています。

友人や家族にも話せないという方も、自分では解決できないようなことを一緒に考えてくれたり、専門的なアドバイスをもらうことが出来ます。

理想的な職場を見つける方法は？

私たち看護師が精神的に追い込まれるのは、病院以外の選択肢がないと思うからです。現職以外の働き方があると知るだけで、私たちは前向きな気持ちで最適な仕事を見つけられます。

看護師は人材不足もあり、私たちは自由に職場を選択できる立場にあります。

方法１：残業が少ない日勤だけの病院で働く

看護師の人材不足もあり、私たちが利用しやすい転職サービスは増えています。

転職が一般化する以前は、ひとつの病院で定年まで働き続けるか、結婚や出産を機に退職かパートに切り替えるしか、私たちに選択肢はありませんでした。深刻な人手不足の現在では、各個人のライフスタイルに合わせて職場を選択できます。

ライフスタイルに合わせた働き方とは...

1. 夜勤や残業はあるが、月収４０万円を稼げる病院
2. 残業が１０時間以下でも、月収３０万円を稼げる病院
3. 日勤だけで、毎日定時に帰宅できる個人病院やクリニック
4. 託児所が完備され子育てや、職場復帰を支援してる病院
5. 家族と時間を過ごすために、土日祝日に休める病院
6. 産休や育休の実績があり、既婚者でも安心して働ける病院

転職サイトの「ナースではたらこ」は、全国に９１,９８２件の求人があります。公式HPの検索画面を開き、「正看護師」「日勤のみ」で条件を検索すると、４,１９５件がヒットします。

日勤のみ、託児所付き、寮、家賃補助が付いて、月給は２５〜２７万円の求人がありますね。

方法２：病院以外の企業や介護施設で働く

看護師は必ずしも病院で働く必要はありません。看護師免許の資格を活かして、企業や市役所、保健所、介護施設で働く選択肢もあります。

病院以外で働く方法とは...

1. 土日休みで働ける、保育園や大学保健の管理センターで働く
2. 看護師免許を活かして、市役所や保健所で保健師で働く
3. 大手優良企業の医務室で、専属看護師として勤務する
4. 定年後でも働きやすい、特別養護老人ホームや介護施設で働く
5. 夜勤も残業もなく、高収入を得やすい訪問看護師で働く

看護師免許を活かして、大手企業で働く選択肢もあります。

日勤常勤で働ける企業の求人は、一般的に社会保険や賞与などの福利厚生が保障されています。契約期間が定められてないため、安定した労働環境で長期間働けます。夜勤も長時間労働もないため、安心して働けますね。

「ナースではたらこ」で検索条件に「企業」を入力したら、年収３３０〜４２０万円の求人が見つかります。

方法３：勤務地や時間を選択できる派遣で働く

看護師免許があれば、フルタイムで働く必要もないですね。勤務地や勤務時間を自由に選択して派遣で働く方法もあります。

派遣やバイトで働く選択肢は...

1. 育児や家事と両立するため、週３日で派遣で働く
2. 短期間で貯金するために、時給２５００円の高時給で働く
3. 健診センターや採血など、日給２万円で単発のバイトをする

派遣で働く場合は、派遣専門のレバレジーズを利用しましょう。求人数２５１８件の中から、自分のライフスタイルに合わせて職場を選択できますね。

病院は全国どこにでもあるため、希望の職場が見つからない事はありません。

正社員ではなくあえて派遣で働く人は、結婚や出産でブランキ期間が長い女性、家事や育児と両立して働きたい人、語学留学やワーホリから帰宅して時短で働きたい人が、積極的に利用しています。

まとめ：セクハラの対処方法は？

全国訪問看護事業協会が実施した当該調査によると、セクハラの加害者は患者が71.5%ともっとも多く、次いで医師が23.3%、上司や同僚がそれぞれ約6%、患者の家族が1.2%との結果が出ています。

セクハラの多くは患者からによるもので、相手が患者であるからという理由で見過ごされがちになっています。

そして、セクハラを受けた看護師は、心に傷を負ったまま、怖さを感じながら働いている人もいます。前向きに乗り越えていくためにも周りに報告・相談することはとても大切なステップです。勇気のいることですが、その行動は今後の自分や周りの看護師を守っていくためにも大切なものです。1人で抱え込むとその傷はなかなか癒えていきませんね。

同僚や上司に話すことが出来ないのであれば、相談窓口や各都道府県の労働局に相談する方法もあり、専門的なアドバイスをもらえることも忘れないでください。

病院にも、看護師が安心して前向きに働いていける場を作る義務があります。もし、今の職場が、セクハラ問題が起きて報告・相談をしているのに、何も動いてくれないような場所ならば職場に問題があるのかもしれません。これを機に、自分の環境や気持ちについて勇気を持って向き合ってみるといいかもしれません。

１日でも早く行動に移した方が良い理由

看護業界では、常に慢性的な人材不足を抱えています。

平成２６年の全国の看護職の有効求人倍率は、２.７９倍です。求人数が１８５,５７８人に対して、求職者数は６６,４７７人しかいません。毎年５.１万人の看護資格取得者がいる一方で、看護師を離職する人は１６.１万人にも及びます。

参考：看護職員の現状と推移（厚生労働省）

2025年には約196～206万人の看護師等が必要と推計されています。順調に看護師が増えても、１３万人が不足します。若年層が減少する中で、高校生の１０人に１人が看護師にならなければいけない計算ですね。

人材不足は、私たち看護師にとって悪い事ではありません。なぜならば、看護師の需要が高い売り手市場を利用して、より労働条件が良い職場に転職し易いからです。実際に、多くの看護師が夜勤や残業がない職場に転職していますね。

しかしながら、この状況が長く続くとは限りません。

日本政府は人材不足を理由に外国人看護師の受け入れを検討しています。インドネシア、フィリピン、ベトナムから外国人看護師・介護福祉士を受け入れ、その数は２０１８年に５６００人にも上ります（厚生労働省）。

私たち日本人看護師の代わりに、外国人が増える事で次のデメリットがありますね。

外国人受入れで人材不足が解消されると...

1. 低賃金で働く労働者が多いと、看護師の平均年収が下がる
2. 看護師の給与は他国と比較して高いため、たくさんの外国人が来日する
3. 人材不足が解消されると、現職より好条件で転職するのが難しくなる
4. 若手看護師が、経験を積める職場が少なくなる
5. 有効求人倍率が１倍を切ると、転職したくてもできない

少子高齢化を理由に、今後も看護師の数が減り続けるのは間違いありません。日本政府が本格的に移民を受け入れたら、私たち看護師の仕事も外国人に奪われます。そうならないためにも、１日も早く自分に合う職場を見つける必要がありますね。

看護師の転職活動で必要なもの

転職活動を開始するに当たって、私たち看護師が必要な準備は何もありません。また、全てのサービスを無料で利用できます。途中で就職を辞退しても、罰金などでお金を支払う必要もないですね。

履歴書や職務経歴書は、コンサルタントと面談し転職の意思を固めた後に準備します。面談することで公立病院、クリニック、保育園、企業など進みたい方向性が明確に決まります。その段階で、書類など具体的な準備を始めた方が手戻りが少ないですね。

まずは、転職するかどうか決めるためにも、面談だけでもしてみましょう。転職エージェントを利用すれば、面接対策から給与交渉まで全てサポートしてくれます。最短２週間で次の職場が決まるほど、スピーディに行動できます。

会員登録から面談までの流れ

1. 公式サイトから会員登録する（氏名や住所など１分程度）
2. 担当者からメールか電話があり、面談日を指定する（平日夜や週末可）
3. ４０分のキャリア面談は、電話でも対応してる（面談場所は新宿など、全国１７カ所）

キャリア面談後には、条件に合う職場を２０社ほど紹介してくれます。看護師免許を活かして働ける職場はたくさんあり、夜勤や残業がない職場が多い事にも驚きます。

もちろん、働きたいと思える病院がなければ、無理に職場を変える必要はありません。現在は、売り手市場なので、私たちが職場を選ぶ立場にありますね。キャリア面談は、私たちに新しい出会いの場を提供してくれます。

現在の職場に不満を感じているのであれば、まずは選択肢だけでも確認しましょう。先輩看護師の悪質なイジメやサービス残業、人間関係で消耗するほど無駄なことはないですね。患者さんのために働くためにも、まずは私たちが働きすい職場にいる必要があります。

具体的な行動に移さなければ、私たちの未来が変わることはありません。登録に必要な項目は少ないので、通勤中にスマホからでも登録できます。

　

会員登録と面談の日程調整、それから面談して求人を紹介してもらう、全ての工程で１時間も掛かりません。後からキャンセルもできるので、会員登録だけでも先に終わせた方が良いですね。登録フォームは１分で入力できます。

公式サイト：マイナビ看護師≪登録無料≫