夜勤看護師は年に2回の健康診断が義務付けられています。
- 「夜勤中に先輩看護師が不調を訴えるも当直医が放置。翌朝救急搬送」
- 「夜勤明けにホームで倒れること二度。同じ職場の先輩看護師は勤務中死亡」
- 「自らの健康を害してまで他人の看護をする必要があるのか疑問に…」
夜勤交代制で働いている看護師が体調不調を訴える主な理由は不規則な生活により引き起こされる睡眠不足やホルモンバランスの乱れです。
交代勤務をしている約8割の看護師は睡眠不足にあると言われています。また、深刻な看護師不足により一人当たりの夜勤回数が増え、日中の生活リズムに戻す十分な休息時間もない状況です。
睡眠不足が続くと鬱状態に陥る確率が多くなり、看護師の約3分の1がメンタル障害のある職場で働いているとの調査結果があります。(参考:月刊誌医療労働調べ)
また、昼夜交代勤務の看護師はホルモンバランスの乱れから日勤のみの看護師の約1.8倍乳がんの発生率が上がるといわれています。(参考:日本乳癌学)
しかし、24時間、365日患者の命を守るのが看護師としての仕事です。看護師自身が体調不良で病気になりそうでは患者も不安でなりません。また、看護師自身も病気になってしまったら看護師自体をやめなくてはならなくなってしましいます。看護師自身の健康管理は非常に大事です。
ここでは、長い苦労を得て看護師になった若手看護師に向けて、なぜ看護師の健康診断が年に二度なのか、どうしたら長く看護師を続けていけるか、その対策を伝えます。
- 夜勤中に救急搬送や死亡。それでも他人を看護する必要はある?
- 夜勤看護師に年2回の健康診断が義務付けられている理由は?
- 夜勤交代者が心身共に健康に働くには?
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内容を簡単に知りたい
夜勤中に看護師が救急搬送や死亡…それでも他人の看護をするの?
夜勤中に過労で看護師自身が倒れてしまうことがあります。
Aさん)夜勤中に先輩看護師が不調を訴えるも当直医が放置。翌朝救急搬送
夜勤中の看護師が急に吐き気、めまいを訴えベッドで休息、繰り返し嘔吐、しばらくすると右半身のシビレを自覚し当直医が診察、その時その看護師は真っ直ぐに歩けない、と訴えています。
当直医は様子を見るしかないことを言い渡し、事実上放置、結局彼女は翌朝救急搬送されました(結果は脳梗塞で右不全麻痺、日常動作は何とかOK)
当院は救急病院ではなく検査は出来ません。その看護師は今になってあの時救急搬送を依頼すればよかった、でも言えなかった、と悔やんでいます。この場合、この当直医には責任は無いのでしょうか。当直医も師長も、判断できなかった、と仕方がないようなことを言っています。 労災保障もされないであろう彼女の今後の人生を思うと可哀想すぎます。怒りを覚えます。私に何か出来ることはないでしょうか。どなたかアドバイスお願いします。
参考:Yahoo知恵袋
夜勤看護師の高血圧症や心筋梗塞、脳梗塞などの循環機能障害のリスクは日勤看護者の3倍になると言われています。
意外にも、夜勤交代勤務者ならではの疾病リスクを知らない看護師が多いです。
事前に健康診断で高血圧気味であることを指摘されていたかは分かりませんが、循環機能の疾病リスクがあがるということを予め知っていれば、健康診断結果を見た時に生活習慣等気をつけることができるかもしれません。
Bさん)夜勤明けにホームで倒れること二度。同じ職場の先輩看護師は勤務中死亡
私は看護師3年目になります。病院自体は患者さんにとても評判のよい病院です。
急性期病院の内科病棟です。勤務がハードだなと感じています。
休みは週2日とれますが、病棟会やプリセプター係での月1の勉強会主催でほとんど職場にいます。
日勤の定時は5時ですが基本的に残業3時間で残業代はほぼ0に近いです。上司に残業とっていいといわれなければ残業は書けません。急変対応で21時とか22時になれば付けてもいいよと言われます。急性期の内科なのでサマリーが多いのですが病棟と外来の一元化のため、サマリーが2、3、4年目に集中し常に誰のサマリーを書いてます。
サマリーは勤務時間にできたことは1~2回しかなく、ほとんど時間外です。
夜勤は16時半から9時半ですが受け持ち25人程度で準夜は猫の手をかりたいほどの忙しさ、深夜は動けない患者がほとんどでオムツ交換や薬出し、入院対応に追われ朝を迎えます。夜勤明けはフラフラで駅のホームで2回倒れたことがあります。先月、30の先輩が勤務中に心停止で倒れて、すぐCPRをしたのですが亡くなりました。原因不明で3カ月前の健康診断は異常なしだったそうです。私的には過労ではないかと思います。
今月に入り後輩が原因不明の発熱、嘔吐で入院しています。
人が足りてない上にまた少なくなり、夜勤も増え、負担も大きいです。一度辞めたいと上司に言ったことあるのですが、面談が何度も何度も何度もあり疲れてしまい、辞めるのを諦めました。
今の病棟の状態となって皆で頑張ろう!って雰囲気になっていて、とても辞めるとは言えない感じになってしまっています。病棟としては良い人ばっかりで仕事場に着いてしまえば楽しく思えます。
ただ体は辛く、休みはほぼ動けず寝ていますし、帰ってからの食事やお風呂、歯磨きが億劫です。元々痩せ型で体力が無いのもありますが。親戚や患者さんからよく看護師は大変だと言われます。
今の病院しか働いたことはないですし、大変といってもどの程度なのか。他の病院がどうなのかもわかりません。
急性期病院は若いうちしかできないとは思いますし、今の職場は嫌ではないのですが、正直もう少しゆったり働ける場所に変えたいです。親はやめろと言います。でも私がやめたら他のスタッフがもっと大変な状況に陥ります。私はどうしたらいいかわかりません。
皆さんの意見を聞きたいです。特に転職歴のある看護師さん。
社会人として変な言動のアドバイスはお断りします。参考:Yahoo知恵袋
推定2万人ほどの看護師が過労死認定レベル相当の長期の労働時間で働いているということが分かっています。(参考:2008年 「時間外労働、夜勤・交代制勤務等緊急実態調査」(日本看護協会)
また、勉強会は立派な労働時間です。明確な法規制がないため勉強会時間を残業代にいれることができない病院がありますが、2017年に厚生労働省の「労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関するガイドライン」を発表し、勉強会や委員会なども残業代に含めるようよびかけています。
更に、これは夜勤勤務者に限られませんが、病院の施設で働くリスクとして細菌感染なども多く、発熱、嘔吐の際はこれが疑われることもあります。看護師の健康管理は様々な観点から必要です。
Cさん)自らの健康を害してまで他人の看護をする 必要があるのか疑問に、、
看護師 2年目 ♀です
もうすぐ3年目になります。病院自体が、看護師不足で スタッフ1人1人にかかる負担が大きく 誰もが疲弊しきっています。 患者は増えるばかり、、
私は2年目になってから、 よく体調を崩すようになりました。 アトピーを発症し、加療が必要にまでなったり、今回は、急性上気道炎が悪化して、診断書を提出して休んでいます。
人手不足のなか、休むことは気が引けます。
スタッフは、私が休むことに対して、
最近の若い子は、すぐ休む とか
ちょっとした熱ならロキソニン飲んで行くわ!とか、言っているそうです。確かに、わたしも 感染性のない 発熱だけなら解熱剤 を飲んで 夜勤してましたし。
夜勤を休むと 人に迷惑が かかるから大変です。
私も就職前は こんなに体調を崩すことはあまりなかったです。しかも、人手不足なので、 スタッフは、病欠で休む人を労る気持ちより、 個人の仕事量が増えることにたいしての苛立ちの方が大きくなるのは当然だと思います。
看護師 が 体調悪い時に
休めない 休んだら文句を言われるわたしたちは、自らの健康を害してまで他人の看護をする 必要があるのかと疑問が、のこります
こんな職場やめようと思います。
自分が潰される前に。
看護師の皆さんは どうお考えですか?
昔は、ロキソニンに解熱させて行けば
なんとかなる仕事量だったと思います。しかし、今は
介護量もおおく、医療の高度化、
看護師の仕事量の増加が半端じゃない。ロキソニン飲んで行っても
良い仕事できるとおもいません。でも、
体調悪くても、這ってでも出勤する ことが美徳とされているこの業界に
嫌気を覚えます。参考:Yahoo知恵袋
最近は深刻な看護師不足が叫ばれる中、夜勤の一人一人の負担が多くなってきているのは事実です。そこに人的なストレスが加わると体調不良になるのも無理はありません。看護師が健康でいることは患者にとっては一番大切なことです。
アトピーも精神的なもの、医療的な施設で使われている化学物質からくるもの、色々な理由が考えられますね。
これ以上無理と思った時には一度ゆっくりと休息をとり、心身共に健康を取り戻してから日勤のみの職場を探すなど、自分に合った働き方を探しましょう。
それでは、夜勤看護師にはなぜ年二回の健康診断が義務付けられているのでしょうか。
夜勤看護師に年二回の健康診断が義務付けられている理由
夜間に病院施設で働く看護師は様々なリスクにさらされており、体調管理のために健康診断が欠かせません。
その1:夜勤で働く看護師は年に2回健康診断が義務付けられている。
病院は労働安全衛生法により、夜間に働く看護師に対して年に2回、健康診断を実施する必要があります。加えて2015年(平成27年)12月からは産業精神保健の観念より、職業性ストレスチェックの実施が、常時使用する労働者数が50人以上の事業者の義務となっています。
診断項目は一般の健康診断と同じですが、年齢によって追加したり省略できたりします。
その2:夜間勤務者はうつ、乳癌、循環機能障害、月経不調が高リスク
夜間に働くことは看護師の心と体に悪影響をもたらします。
- 睡眠不足によるうつ(夜勤看護師の80%は睡眠障害)
- 乳がん(夜勤に20年以上従事した看護師の乳がん発症リスクは1.79倍)
- 高血圧症や心筋梗塞、脳梗塞などの循環機能障害(日勤者の3倍のリスク)
- 月経痛、月経過多(夜勤勤務なし看護師の1.5倍)
(参考:日本職業・災害医学会会誌 JJOMT Vol. 66, No. 3 、日本看護学校協議会共済会、福井新聞、日本乳癌学会)
ただでさえ看護師は多忙なため、不調があっても自分の体調管理は後回しになってしまいがちです。一年に2度の健康診断が義務付けられてはいますが、少しでも違和感を感じたらすぐに医師などに相談しましょう。
その3:夜勤交代勤務看護師は日勤のみの看護師より慢性疲労気味
慢性疲労を訴える看護師も数についても「日勤のみ」が61.7%であるのに対して、「3交替」では76.6%と約15ポイントも高くなり、「2交替」でも70.4%で、7割を超えています。(参考:看護職員の労働実態調査結果報告)
残業が多い、勤務時間が長い等で体調を壊すことは十分あり得ます。健康診断の際にきちんと医師に労働時間を報告して体の不調を解消しましょう。もしも勤務時間を減らし、休息の時間が必要となれば職場の上司に勤務時間についての相談をするいい機会です。
さて、では夜勤交代勤務者ができるだけ長く看護師として健康に働くにはどのような対策をしたらいいのでしょうか?
夜勤交代勤務者が心身共に健康に働くには?
対策1:夜勤明けの過ごし方に気を付ける
- 夜勤明けの仮眠は3時間以内に抑える
- 起きた後は太陽の光を浴び、朝食を軽めにとり、一日三食のリズムも崩さない。(胃腸に負担をかけないよう、食べ過ぎないこと)
- カフェインなど、睡眠リズムの乱れる飲料は飲まない
- お昼(前)~夜までは普段通りに生活する。
- その日の夜はしっかり寝る。
夜勤明けから休日後日勤となる場合は日勤の生活リズムを取り戻せるように気を配りましょう。太陽の光を浴びることによって生活リズムは整います。夜勤明け休みの場合はできるだけ太陽の光を浴び、逆に再び夜勤の場合は太陽の光を浴びないように努力をして調整しましょう。
対策2:上司に夜勤時シフト等の相談をする
健康診断で休息をとることをアドバイスされたら、それを上司にフィードバックする良い機会です。
夜勤のつらい現状を改善するためには自分個人の努力だけではなく、組織としての改善も必要です。夜勤回数を減らしてもらう、夜勤時の仮眠を必ずとれるようにしてもらう、勤務間隔を長くしてもらうなど、夜勤時の負担の軽減を相談してみましょう。
相談しても改善されない場合は、他の部署への異動願いや、他の病院、夜勤なしのクリニックへの転職も検討して良いでしょう。
対策3:クリニックや小さな個人病院への転職
ある程度規則的で時間的にも余裕のあるクリニックや小さな個人病院などで看護師資格を活かす道もあります。長い看護師人生のうち一時期だけ、夜勤で疲れ切った心と体をリセットしてまた元気に働けるようにしましょう。
理想的な職場を見つける方法は?
私たち看護師が精神的に追い込まれるのは、病院以外の選択肢がないと思うからです。現職以外の働き方があると知るだけで、私たちは前向きな気持ちで最適な仕事を見つけられます。
看護師は人材不足もあり、私たちは自由に職場を選択できる立場にあります。
方法1:残業が少ない日勤だけの病院で働く
看護師の人材不足もあり、私たちが利用しやすい転職サービスは増えています。
転職が一般化する以前は、ひとつの病院で定年まで働き続けるか、結婚や出産を機に退職かパートに切り替えるしか、私たちに選択肢はありませんでした。深刻な人手不足の現在では、各個人のライフスタイルに合わせて職場を選択できます。
- 夜勤や残業はあるが、月収40万円を稼げる病院
- 残業が10時間以下でも、月収30万円を稼げる病院
- 日勤だけで、毎日定時に帰宅できる個人病院やクリニック
- 託児所が完備され子育てや、職場復帰を支援してる病院
- 家族と時間を過ごすために、土日祝日に休める病院
- 産休や育休の実績があり、既婚者でも安心して働ける病院
転職サイトの「ナースではたらこ」は、全国に91,982件の求人があります。公式HPの検索画面を開き、「正看護師」「日勤のみ」で条件を検索すると、4,195件がヒットします。
日勤のみ、託児所付き、寮、家賃補助が付いて、月給は25〜27万円の求人がありますね。
方法2:病院以外の企業や介護施設で働く
看護師は必ずしも病院で働く必要はありません。看護師免許の資格を活かして、企業や市役所、保健所、介護施設で働く選択肢もあります。
- 土日休みで働ける、保育園や大学保健の管理センターで働く
- 看護師免許を活かして、市役所や保健所で保健師で働く
- 大手優良企業の医務室で、専属看護師として勤務する
- 定年後でも働きやすい、特別養護老人ホームや介護施設で働く
- 夜勤も残業もなく、高収入を得やすい訪問看護師で働く
看護師免許を活かして、大手企業で働く選択肢もあります。
日勤常勤で働ける企業の求人は、一般的に社会保険や賞与などの福利厚生が保障されています。契約期間が定められてないため、安定した労働環境で長期間働けます。夜勤も長時間労働もないため、安心して働けますね。
「ナースではたらこ」で検索条件に「企業」を入力したら、年収330〜420万円の求人が見つかります。
方法3:勤務地や時間を選択できる派遣で働く
看護師免許があれば、フルタイムで働く必要もないですね。勤務地や勤務時間を自由に選択して派遣で働く方法もあります。
- 育児や家事と両立するため、週3日で派遣で働く
- 短期間で貯金するために、時給2500円の高時給で働く
- 健診センターや採血など、日給2万円で単発のバイトをする
派遣で働く場合は、派遣専門のレバレジーズを利用しましょう。求人数2518件の中から、自分のライフスタイルに合わせて職場を選択できますね。
病院は全国どこにでもあるため、希望の職場が見つからない事はありません。
正社員ではなくあえて派遣で働く人は、結婚や出産でブランキ期間が長い女性、家事や育児と両立して働きたい人、語学留学やワーホリから帰宅して時短で働きたい人が、積極的に利用しています。
まとめ:夜勤看護師の健康診断が年2回必要な理由|長く看護師を続けるためには?
- 検診項目は一般検診内容と同じ
- 夜間勤務者はうつ、乳癌、循環機能障害、月経不調が高リスク
- 夜勤交代勤務看護師は日勤のみの看護師より慢性疲労気味
- 夜勤明けの過ごし方に気を付ける
- 上司に夜勤時のシフトや勤務時間を相談する
- クリニックや小さな病院への転職
夜勤の交代勤務をしている看護師の疾病リスクは日勤のみの看護師よりもあがります。また、長時間労働により慢性疲労をとる休息時間も短く、このままでは体を壊しそうだと体調面に不安をかかえている看護師がたくさんいます。
年に2回義務付けられている夜勤交代勤務者の健康診断を活用して病気を未然に防ぎ、看護師としての本来の仕事を心身共に健康な体で続けていけるようにしましょう。
夜勤は体調的にも合う、合わないということがありますのでどうしても夜勤をやめたいというのであれば日勤のみのクリニックや小さな個人病院に転職する方法も視野にいれましょう。
1日でも早く行動に移した方が良い理由
看護業界では、常に慢性的な人材不足を抱えています。
平成26年の全国の看護職の有効求人倍率は、2.79倍です。求人数が185,578人に対して、求職者数は66,477人しかいません。毎年5.1万人の看護資格取得者がいる一方で、看護師を離職する人は16.1万人にも及びます。
2025年には約196~206万人の看護師等が必要と推計されています。順調に看護師が増えても、13万人が不足します。若年層が減少する中で、高校生の10人に1人が看護師にならなければいけない計算ですね。
人材不足は、私たち看護師にとって悪い事ではありません。なぜならば、看護師の需要が高い売り手市場を利用して、より労働条件が良い職場に転職し易いからです。実際に、多くの看護師が夜勤や残業がない職場に転職していますね。
しかしながら、この状況が長く続くとは限りません。
日本政府は人材不足を理由に外国人看護師の受け入れを検討しています。インドネシア、フィリピン、ベトナムから外国人看護師・介護福祉士を受け入れ、その数は2018年に5600人にも上ります(厚生労働省)。
私たち日本人看護師の代わりに、外国人が増える事で次のデメリットがありますね。
- 低賃金で働く労働者が多いと、看護師の平均年収が下がる
- 看護師の給与は他国と比較して高いため、たくさんの外国人が来日する
- 人材不足が解消されると、現職より好条件で転職するのが難しくなる
- 若手看護師が、経験を積める職場が少なくなる
- 有効求人倍率が1倍を切ると、転職したくてもできない
少子高齢化を理由に、今後も看護師の数が減り続けるのは間違いありません。日本政府が本格的に移民を受け入れたら、私たち看護師の仕事も外国人に奪われます。そうならないためにも、1日も早く自分に合う職場を見つける必要がありますね。
看護師の転職活動で必要なもの
転職活動を開始するに当たって、私たち看護師が必要な準備は何もありません。また、全てのサービスを無料で利用できます。途中で就職を辞退しても、罰金などでお金を支払う必要もないですね。
履歴書や職務経歴書は、コンサルタントと面談し転職の意思を固めた後に準備します。面談することで公立病院、クリニック、保育園、企業など進みたい方向性が明確に決まります。その段階で、書類など具体的な準備を始めた方が手戻りが少ないですね。
まずは、転職するかどうか決めるためにも、面談だけでもしてみましょう。転職エージェントを利用すれば、面接対策から給与交渉まで全てサポートしてくれます。最短2週間で次の職場が決まるほど、スピーディに行動できます。
- 公式サイトから会員登録する(氏名や住所など1分程度)
- 担当者からメールか電話があり、面談日を指定する(平日夜や週末可)
- 40分のキャリア面談は、電話でも対応してる(面談場所は新宿など、全国17カ所)
キャリア面談後には、条件に合う職場を20社ほど紹介してくれます。看護師免許を活かして働ける職場はたくさんあり、夜勤や残業がない職場が多い事にも驚きます。
もちろん、働きたいと思える病院がなければ、無理に職場を変える必要はありません。現在は、売り手市場なので、私たちが職場を選ぶ立場にありますね。キャリア面談は、私たちに新しい出会いの場を提供してくれます。
現在の職場に不満を感じているのであれば、まずは選択肢だけでも確認しましょう。先輩看護師の悪質なイジメやサービス残業、人間関係で消耗するほど無駄なことはないですね。患者さんのために働くためにも、まずは私たちが働きすい職場にいる必要があります。
具体的な行動に移さなければ、私たちの未来が変わることはありません。登録に必要な項目は少ないので、通勤中にスマホからでも登録できます。
会員登録と面談の日程調整、それから面談して求人を紹介してもらう、全ての工程で1時間も掛かりません。後からキャンセルもできるので、会員登録だけでも先に終わせた方が良いですね。登録フォームは1分で入力できます。
公式サイト:マイナビ看護師≪登録無料≫
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