新人看護師が夜勤を始めると想像以上に辛く、いつか夜勤に慣れる日がくるだろうかと不安になります。なぜそのような不安に悩まされるのでしょうか?
- 新人看護師夜勤一人立ちにするのが怖い
- 初めての夜勤で体調が悪くなりこの先不安
- 「夜勤慣れ」というものは存在しない…
新人看護師が夜勤に慣れなくて不安と思うことは、業務への不安と体調への不安に分かれます。
業務についての不安は新人看護師にとっては夜勤も日勤も関係なく「日々の業務の追われて勉強する暇がない」、「優先順位をつけられない」などで85%の看護師が仕事に困難感を感じています。しかし2年目になると仕事の困難感は64%、3年目には52%と減っていき、悩みの内容も「仕事の多さ」へと変わっていくことから、経験と共に夜勤に慣れていっていることがわかります。
しかしながら、体調面において体が夜勤に慣れるということはないようです。むしろ、休息時間も少ない長時間労働で疲労はたまるばかり。全国には約2万人ばかりの看護師が過去に過労死として認定された「超過勤務50時間」をしているといいます。更に、年齢を重ねると共に疲労はとれにくくなり、疲労をためたままにしておくと病気のリスクもでてきてしまうのです。
ここでは、「夜勤への不安の声、夜勤慣れしないとの意見」、「夜勤になれない…と不安になる理由」、「夜勤に慣れず不安な場合の対策法」を説明します。
- 夜勤への不安の声、夜勤慣れはしないとの意見
- いつかは夜勤に慣れるのかな…不安に思う3つの理由
- 夜勤に慣れるか不安な場合の対策方法
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内容を簡単に知りたい
夜勤業務への慣れはあっても体は慣れることはない…?
夜勤を始めたときは皆不安です。ただし、夜勤に体が慣れるということだけはないようです…
Aさん)新人看護師 夜勤が一人立ちになることが怖い
新人看護師です。6月の末で夜勤が一人立ちになります。正直、不安で毎日苦しいです。私はまだまだわからないことが多くて必死に覚えている途中だし、仕事も遅くて毎日残っているような状態です。
こんな私が一人立ちなんて早いような気がしてしまいます。患者さんに何かあったらどうしようと本当に怖いです。
先輩からは、もう夜勤のときは一人で頑張ってね。誰にもわからないこと聞けないからね。と言われてプレッシャーに押しつぶされそうです。
6月に夜勤が一人立ちというのは早いですよね?
ちなみに総合病院の内科に勤めてます。(参考:Yahoo知恵袋)
病院にもよりますが、大体6月~7,8月くらいから新人は夜勤の一人立ちをし始めますね。誰でも一年目は日勤も業務を覚えるのがいっぱいいっぱい。更に夜勤は聞けるスタッフも先輩も少なくなるので不安でいっぱいです。
しかし、夜勤業務自体は半年もすれば慣れてくると言われています。不明なことは患者さんの命に関わることなのでそのまま放置せず、遠慮せずに同じ夜勤の先輩に確認などをしてのりきりましょう。
Bさん)初めての夜勤で体調が悪くなり、この先不安
看護師を続けられるか心配です。
新卒看護師一年目です。現在研修中ですが、夜勤を体験で行ってきました。仮眠を3時までとり、そこまでは大丈夫だったのですが、
明け方にはめまいがあり、そこでまた仮眠させていただいたあとには
吐き気もありました。
初めての夜勤でとても体調が悪くなってしまったので今後の自分が不安になりました。
ちなみに二交代で、16時半から9時勤務でした。
もともと低血圧で朝は苦手なほうです。今後、本格的に夜勤を行い、皆さんに迷惑かけることだけは絶対したくない
ので、三交代制の病院に変えるべきか悩んできてしまいました。経験者のかた、何か改善策などご教授いただけると嬉しいです。
参考:Yahoo知恵袋
一回目の夜勤で体調が悪くなってしまうと今後が不安になってしまいますね。きっと緊張と慣れない時間帯に起きたことで一時的に体に負担がかかってしまったのだろうと思います。
二交代勤務と三交代勤務と比べると圧倒的に二交代勤務の方が生活リズムを作りやすくて楽という看護師は多いです。ただ、一回の勤務が長いので体に合わないと言う場合は三交代勤務の職場に変えるのも対策となります。しかしながら、そもそも夜勤自体が体に合わないのであれば、夜勤にはこの先慣れることはないです。二交代でも三交代でも体には大きな負担がかかるので日勤のみで働く方法を探したほうがいいでしょう。
Cさん)「夜勤慣れ」というものは存在しない…
「夜勤慣れ」はありません 夜勤生活を何日繰り返しても、サーカディアンリズムによって、生体リズム が逆転するいわゆる“夜勤慣れ”を起こすことはありません。
人の生体リズム はおおむね25時間を周期としていますが、活動開始の時間帯(朝)に太陽光を 浴びることによって24時間に調整されています。よって、夜勤をしても終了後 に昼間の太陽光を浴びて本来の生体リズムに戻るのです。
生体リズムと共に人間の体は体温などの自律神経系、内分泌ホルモン系、免疫・代謝系を調整しています。それらが狂えば、自律神経やホルモンも同時に狂い始め、長期に渡るとうつ病や乳がんなどのリスクも高まるという説があります。
では、看護師がいつかは夜勤に慣れるのかな…と思う理由はどこにあるのでしょうか?
いつかは夜勤に慣れるのかな…不安に思う3つの理由
なぜ新人看護師は「いつになったら夜勤に慣れるのだろう…」と思うのでしょうか。見てみましょう。
その1:1年目の看護師の85%は仕事に困難感を感じている
経験年数 | 1年目 | 2年目 | 3年目 | 4年目 | 5年目 |
困難感の% | 85% | 64% | 52% | 52% | 62% |
困難感の内容 | 業務がスムーズにできない | 仕事量・役割の増加 | 仕事量・役割の増加 | 任される仕事の量・質の量 | 役割の高度化 |
体調管理の難しさ(夜勤) | 体調不良 | 疲労感(体調を崩しやすい) | |||
多忙 | 多忙 | 多忙 | 多忙 | 多忙 | |
離職・転職への思い | 離職・転職への思い |
夜勤に限らず、1年目の看護師のうち85%は仕事上の悩みを抱えています。しかし、2年目~4年目では仕事に慣れると共に64%→62%→52%と減っていっていますね。そして、5年目は役割が高度になってくることから新たな悩みで、62%と少し多いです。(参考:卒後 1~5 年目の看護師の仕事上の困難感の比較)
「業務がスムーズに行えない」内訳は優先順位が立てられない、日々しっかり業務が行えているか不安、日々の業務に追われて勉強時間がないがあがっています。新人だれもが思い当たりますよね?しかしながら、2年目からは任される仕事量が多くなった、委員会などの委員任命など業務の多さに変わっています。1年目の悩みは業務の慣れと共になくなっていっていたのですね。同時に夜勤時の業務に対する悩みもなくなっていったと考えていいでしょう。
しかし「体調管理の、難しさ」の推移を見てみましょう。1年目の「体調管理の難しさ」の悩みが2年目には「体調不良」へと変わり、5年目には「体調を崩しやすい」と改善どころかひどくなっていっていますね。なぜでしょうか?これには夜勤が大きく関わっているに違いありません。
夜勤の疲れは夜勤を辞めない限り、蓄積されていく一方だといいます。どうしてでしょうか?
その2:2万人の看護師が過労死レベル(時間外約50時間)で働いている
- 生活リズムを崩しやすい(昼夜逆転の生活)
- 超時間労働(約2万人が過労死認定並みの約50時間)
- 勤務と勤務の間が短い(50%の看護師が勤務間隔6時間未満)
- 夜勤回数が多い(三交代月8回以上60%・二交代月5回以上50%)
夜勤交代勤務の看護師は労働時間が長く、十分な休息がとれません。勤務間の間隔についても、日勤→新夜勤の場合だと50%以上の看護師が6時間未満で働いており、最低4時間しかない看護師もいます。少ない休息時間の中で家事、家族との時間、プライベートの時間をとりつつ、睡眠もとり、どこに疲労を回復する時間があるのでしょうか?
不十分な休息は、事故リスクを高めます。そして、年齢と共に疲労は回復されにくくなり、蓄積さえていく一方です。長年この疲労が蓄積されると、病気にも発展してしまうリスクがあります。
では、夜勤はどのような病気のリスクがあるのでしょうか?
その3:夜間勤務者はうつ、乳癌、循環機能障害、月経不調が高リスク
- 睡眠不足によるうつ(夜勤看護師の80%は睡眠障害)
- 乳がん(夜勤に20年以上従事した看護師の乳がん発症リスクは1.79倍)
- 高血圧症や心筋梗塞、脳梗塞などの循環機能障害(日勤者の3倍のリスク)
- 月経痛、月経過多(夜勤勤務なし看護師の1.5倍)
(参考:日本職業・災害医学会会誌 JJOMT Vol. 66, No. 3 、日本看護学校協議会共済会、福井新聞、日本乳癌学会)
数年間ではすぐにこれらの病気に結びつくことはありません。しかし長時間生活リズムが乱れた生活をしたり、疲労がたまったまま放置しておくと病気のリスクは高くなります。
夜勤を始めたばかりの新人は分らない夜勤業務と昼夜逆転生活の体調管理に悩みます。夜勤業務については経験を積めば徐々に慣れていきます。これは先輩看護師も誰もが通ってきた悩みです。
しかし、体調については残念ながら「慣れ」というものはなく、疲労の蓄積が雪だるま式に増えていくだけです。その中で看護師を続けて行こうと思うと疲労を最低限に保つ努力が必要となってきますね。
では、体調を壊さず、看護師を続けていくにはどのような方法があるのでしょうか?
夜勤に慣れるか不安な場合の対策方法
夜勤にいつになったら慣れるのか不安に思ったらどうしたらいいのでしょうか?
対策1:夜勤の業務で不明なことや不安なことを解消しておく
- 急変時の対応を急変時マニュアルや先輩に確認する
- 緊急時に使う薬品等、物品の場所、ラベルを確認
- 日勤の間から夜勤を想定して疑問点は解消しておく
まずは半年間、もがきながらでも業務に慣れるまで頑張りましょう。夜勤の業務には大抵の看護師が半年もすれば慣れてくるといいます。とはいえ、夜勤時は勤務しているスタッフが少ないので、フォローしてくれる先輩も少なくなります。どんなことが起きるのかを想定して事前に余裕のある時に先輩に確認しておくと少しは夜勤中不安なことが減ります。
対策2:夜勤明けの過ごし方を気を付け生活リズムを保つ
- 夜勤明けの仮眠は3時間以内に抑える
- 起きた後は太陽の光を浴び、朝食を軽めにとり、一日三食のリズムも崩さない。(胃腸に負担をかけないよう、食べ過ぎないこと)
- カフェインなど、睡眠リズムの乱れる飲料は飲まない
- お昼(前)~夜までは普段通りに生活する。
- その日の夜はしっかり寝る。
体調を整えるには、生活リズムを整えることが一番効果的です。
夜勤明けから休日後日勤となる場合は日勤の生活リズムを取り戻せるように気を配りましょう。太陽の光を浴びることによって生活リズムは整います。夜勤明け休みの場合はできるだけ太陽の光を浴び、逆に再び夜勤の場合は太陽の光を浴びないように努力をして調整しましょう。
その3:上司へ相談。または個人クリニック、小さな病院への転職
どうしても夜勤がつらい、夜勤を続けていく自信がないという場合は、病気になって看護師が続けられなくなる前に、夜勤回数を減らす、休息時間を長くしてもらう等の相談を上司にしてみましょう。体調は人によって違うものですし、新人でもベテラン看護師でも遠慮はいらないと思っています。
それでもなかなか解決されないのであれば、ある程度規則的で時間的にも余裕のあるクリニックや小さな個人病院などで看護師資格を活かす道もあります。
この先、結婚や子育て、また、自分の体調の都合により夜勤を続けられなく可能性はたくさんあります。それが今であれば、今のうちに日勤のみの働き場所でキャリアを積んでいくのも良い選択だと思います。今では日勤でも夜勤時と同じくらいの給料で働けるクリニックなどもあります。
理想的な職場を見つける方法は?
私たち看護師が精神的に追い込まれるのは、病院以外の選択肢がないと思うからです。現職以外の働き方があると知るだけで、私たちは前向きな気持ちで最適な仕事を見つけられます。
看護師は人材不足もあり、私たちは自由に職場を選択できる立場にあります。
方法1:残業が少ない日勤だけの病院で働く
看護師の人材不足もあり、私たちが利用しやすい転職サービスは増えています。
転職が一般化する以前は、ひとつの病院で定年まで働き続けるか、結婚や出産を機に退職かパートに切り替えるしか、私たちに選択肢はありませんでした。深刻な人手不足の現在では、各個人のライフスタイルに合わせて職場を選択できます。
- 夜勤や残業はあるが、月収40万円を稼げる病院
- 残業が10時間以下でも、月収30万円を稼げる病院
- 日勤だけで、毎日定時に帰宅できる個人病院やクリニック
- 託児所が完備され子育てや、職場復帰を支援してる病院
- 家族と時間を過ごすために、土日祝日に休める病院
- 産休や育休の実績があり、既婚者でも安心して働ける病院
転職サイトの「ナースではたらこ」は、全国に91,982件の求人があります。公式HPの検索画面を開き、「正看護師」「日勤のみ」で条件を検索すると、4,195件がヒットします。
日勤のみ、託児所付き、寮、家賃補助が付いて、月給は25〜27万円の求人がありますね。
方法2:病院以外の企業や介護施設で働く
看護師は必ずしも病院で働く必要はありません。看護師免許の資格を活かして、企業や市役所、保健所、介護施設で働く選択肢もあります。
- 土日休みで働ける、保育園や大学保健の管理センターで働く
- 看護師免許を活かして、市役所や保健所で保健師で働く
- 大手優良企業の医務室で、専属看護師として勤務する
- 定年後でも働きやすい、特別養護老人ホームや介護施設で働く
- 夜勤も残業もなく、高収入を得やすい訪問看護師で働く
看護師免許を活かして、大手企業で働く選択肢もあります。
日勤常勤で働ける企業の求人は、一般的に社会保険や賞与などの福利厚生が保障されています。契約期間が定められてないため、安定した労働環境で長期間働けます。夜勤も長時間労働もないため、安心して働けますね。
「ナースではたらこ」で検索条件に「企業」を入力したら、年収330〜420万円の求人が見つかります。
方法3:勤務地や時間を選択できる派遣で働く
看護師免許があれば、フルタイムで働く必要もないですね。勤務地や勤務時間を自由に選択して派遣で働く方法もあります。
- 育児や家事と両立するため、週3日で派遣で働く
- 短期間で貯金するために、時給2500円の高時給で働く
- 健診センターや採血など、日給2万円で単発のバイトをする
派遣で働く場合は、派遣専門のレバレジーズを利用しましょう。求人数2518件の中から、自分のライフスタイルに合わせて職場を選択できますね。
病院は全国どこにでもあるため、希望の職場が見つからない事はありません。
正社員ではなくあえて派遣で働く人は、結婚や出産でブランキ期間が長い女性、家事や育児と両立して働きたい人、語学留学やワーホリから帰宅して時短で働きたい人が、積極的に利用しています。
まとめ:夜勤慣れはするの…?と不安になったら…
- 夜勤の業務で不明なことや不安なことを解消しておく
- 夜勤明けの過ごし方を気を付け生活リズムを保つ
- 上司へ相談。または個人クリニック、小さな病院への転職
新人看護師が夜勤に慣れなくて不安と思うことは、業務への不安と体調への不安に分かれます。
業務についての不安は新人看護師にとっては夜勤も日勤も関係なく「日々の業務の追われて勉強する暇がない」、「優先順位をつけられない」などで85%の看護師が仕事に困難感を感じています。しかし2年目になると仕事の困難感は64%、3年目には52%と減っていき、悩みの内容も「仕事の多さ」へと変わっていくことから、経験と共に夜勤に慣れていっていることがわかります。
しかしながら、体調面において体が夜勤に慣れるということはないようです。むしろ、休息時間も少ない長時間労働で疲労はたまるばかり。全国には約2万人ばかりの看護師が過去に過労死として認定された「超過勤務50時間」をしているといいます。更に、年齢を重ねると共に疲労はとれにくくなり、疲労をためたままにしておくと病気のリスクもでてきてしまうのです。
1日でも早く行動に移した方が良い理由
看護業界では、常に慢性的な人材不足を抱えています。
平成26年の全国の看護職の有効求人倍率は、2.79倍です。求人数が185,578人に対して、求職者数は66,477人しかいません。毎年5.1万人の看護資格取得者がいる一方で、看護師を離職する人は16.1万人にも及びます。
2025年には約196~206万人の看護師等が必要と推計されています。順調に看護師が増えても、13万人が不足します。若年層が減少する中で、高校生の10人に1人が看護師にならなければいけない計算ですね。
人材不足は、私たち看護師にとって悪い事ではありません。なぜならば、看護師の需要が高い売り手市場を利用して、より労働条件が良い職場に転職し易いからです。実際に、多くの看護師が夜勤や残業がない職場に転職していますね。
しかしながら、この状況が長く続くとは限りません。
日本政府は人材不足を理由に外国人看護師の受け入れを検討しています。インドネシア、フィリピン、ベトナムから外国人看護師・介護福祉士を受け入れ、その数は2018年に5600人にも上ります(厚生労働省)。
私たち日本人看護師の代わりに、外国人が増える事で次のデメリットがありますね。
- 低賃金で働く労働者が多いと、看護師の平均年収が下がる
- 看護師の給与は他国と比較して高いため、たくさんの外国人が来日する
- 人材不足が解消されると、現職より好条件で転職するのが難しくなる
- 若手看護師が、経験を積める職場が少なくなる
- 有効求人倍率が1倍を切ると、転職したくてもできない
少子高齢化を理由に、今後も看護師の数が減り続けるのは間違いありません。日本政府が本格的に移民を受け入れたら、私たち看護師の仕事も外国人に奪われます。そうならないためにも、1日も早く自分に合う職場を見つける必要がありますね。
看護師の転職活動で必要なもの
転職活動を開始するに当たって、私たち看護師が必要な準備は何もありません。また、全てのサービスを無料で利用できます。途中で就職を辞退しても、罰金などでお金を支払う必要もないですね。
履歴書や職務経歴書は、コンサルタントと面談し転職の意思を固めた後に準備します。面談することで公立病院、クリニック、保育園、企業など進みたい方向性が明確に決まります。その段階で、書類など具体的な準備を始めた方が手戻りが少ないですね。
まずは、転職するかどうか決めるためにも、面談だけでもしてみましょう。転職エージェントを利用すれば、面接対策から給与交渉まで全てサポートしてくれます。最短2週間で次の職場が決まるほど、スピーディに行動できます。
- 公式サイトから会員登録する(氏名や住所など1分程度)
- 担当者からメールか電話があり、面談日を指定する(平日夜や週末可)
- 40分のキャリア面談は、電話でも対応してる(面談場所は新宿など、全国17カ所)
キャリア面談後には、条件に合う職場を20社ほど紹介してくれます。看護師免許を活かして働ける職場はたくさんあり、夜勤や残業がない職場が多い事にも驚きます。
もちろん、働きたいと思える病院がなければ、無理に職場を変える必要はありません。現在は、売り手市場なので、私たちが職場を選ぶ立場にありますね。キャリア面談は、私たちに新しい出会いの場を提供してくれます。
現在の職場に不満を感じているのであれば、まずは選択肢だけでも確認しましょう。先輩看護師の悪質なイジメやサービス残業、人間関係で消耗するほど無駄なことはないですね。患者さんのために働くためにも、まずは私たちが働きすい職場にいる必要があります。
具体的な行動に移さなければ、私たちの未来が変わることはありません。登録に必要な項目は少ないので、通勤中にスマホからでも登録できます。
会員登録と面談の日程調整、それから面談して求人を紹介してもらう、全ての工程で1時間も掛かりません。後からキャンセルもできるので、会員登録だけでも先に終わせた方が良いですね。登録フォームは1分で入力できます。
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