妊娠した看護師はいつまで夜勤を続ける?|夜勤の流産リスクは?

看護師が妊婦になった場合、仕事をするうえで様々な不安を抱えることになります。夜勤に関してはいつまで続けられるのでしょうか?

  • 妊娠中で夜勤業務・流産や早産は…?
  • 一般的に妊婦の看護師が夜勤をしなくなるのはいつ
  • つわりに苦しんでいるが職場の人に迷惑をかけづらい

妊娠した看護師がいつまで夜勤を続けるかは、人それぞれです。

悪阻で休む人、切迫で休んでそのまま産休まで復帰出来ない人、産休ぎりぎりまで元気に夜勤をする人もいます。

夜勤をしている看護師は一般の女性よりも流産リスクが32%上がるというデータや、切迫流産が約2倍になるというデータも存在します。あくまでもデータであり妊婦検診で指摘されていなければ問題ありませんが、実際に夜勤は妊婦でなくても体への負担は多く、体調を崩す看護師は多くいます。妊娠中は予期せぬことがたくさん起こります。少しでも体調に不安があるときは、夜勤免除などの制度を上手につかって上司と相談しながら無理せずに働きましょう。

また、4人に1人が実際にマタハラの被害に遭っているといいます。病院での居心地が悪い、上司に相談をしても夜勤を強制的にいれられるなどの場合は思い切って退職をするチャンスです。出産後にそのような職場に戻っても今度は家庭との両立に苦労するに違いありません。そのような職場からは一旦退職し、出産後の働き方を考え直す良いタイミングになりますね。

看護師の仕事は責任感のある仕事ですが、妊娠期間はお腹の赤ちゃんのことも考え、体調を第一優先に過ごすことが何よりも大事です。

ここではいつまで夜勤をするか悩む看護師の声、妊娠中の夜勤のリスク、各種制度、夜勤をいつまで続けられるか不安な時の対策法を説明していきます。

いつまで夜勤を続けるか不安な看護師向け
  1. いつまで夜勤をするか悩む看護師の声
  2. 妊娠中の夜勤のリスク、各種制度
  3. 夜勤をいつまで続けられるか不安な時の対策法

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妊娠したらいつまで夜勤をしているの…?

妊娠した看護師は体にこたえる夜勤をいつまでするのか(いつまでできるのか)不安に思っています。

Aさん)妊娠中で夜勤業務・流産や早産は…?

妊娠が発覚しても、夜勤業務をされてた方いらっしゃいますか?私は看護師なのですが…。
夜勤をしていて、流産や早産にはなりませんでしたか?
よろしくお願い致します。

参考:Yahoo知恵袋

夜勤をしている女性の切迫流産の確率は一般の女性よりも約2倍あがると言うデータがあります。また、妊娠8週以降で週2日以上の夜勤があった女性は、夜の勤務がなかった女性に比べて、翌週の流産のリスクが32%も高くなっていることが判明したというデータもあります。しかし産休ぎりぎりまでしていても元気な赤ちゃんを産む看護師もいますし本当に人それぞれの体調によります。

妊娠の経過について不安なことがあれば、主治医と相談して夜勤をいつまでするか決めましょう。

Bさん)一般的に妊婦の看護師が夜勤をしなくなるのはいつ?

妊娠中の職業は看護師のものです!(一般病棟外科系・三交代)
現在妊娠10週三ヶ月目ですが、一応吐いたり等のつわり症状は軽い方です!
しかし、準夜勤を連続でしたりすると、下腹部が生理のときみたいなきゅーんと
収縮する痛みや違和感を覚える事もあり疲労回復が追いつかない時もあります。
来月妊娠四ヶ月から深夜勤務を免除されますが、準夜は6回(平均夜勤は深夜4回準夜4回)して欲しいと看護長に言われました。
大丈夫といえばできる気もしますが、腹部違和感を覚えると不安にもなります。

できれば五ヶ月目の12月からは日勤のみに勤務にしてもらいたいのですが
それを申請するのは常識はずれになるのでしょうか?
もちろん、症状に夜勤免除開始時期は異なるでしょうが、平均値というか、
一般的な値は何ヶ目で夜勤をやらなくてよいのか知りたいのです。
経験のあるかた、コメントいただけたら幸いです。

参考:Yahoo知恵袋

妊婦に対して夜勤をしてはならないという法律はありません。いつまで夜勤に入るかは人それぞれです。

妊婦の体調は人それぞれですので、周りの人にはわかりにくいものです。自分から状況を伝えなければ周りも気を遣おうとしてくれてもどのような気遣いをすれば一番いいのかわからないことがあります。特に上司にはきちんと自分の体調を伝え、できること、できないことははっきりさせましょう。無理をして取り返しのつかないことになってしまったら後悔しても後悔しきれないですよね。

Cさん)つわりに苦しんでいるが職場の人に迷惑をかけづらい…

妊娠初期のつわりと仕事について

妊娠9週の看護師をしている妊婦です。
つわりで一日中気持ち悪く、 1時間ほど座らずに動きまわっていると目の前が真っ暗になり倒れ込んでしまいます。
救急にいますので夜勤も多く常に真っ青な顔で仕事をしているようです。

以前出血してしまい安静にと先生に言われ師長さんにその旨を話したところ「診断書出てないんでしょ?なら日勤ならできるんでしょ」と言われてしまいかなり粘ってお休みをもらいました(この時は診断書貰えばよかった・・・とかなり後悔しました)

なのでつわりでお休みください、夜勤お休みしたいですとはかなり言い辛いです。
自分としてもちょっと頑張れば仕事ができないことはないので仕事していますが、なんだかんだ仕事中に具合が悪くなり他スタッフに迷惑をかけてしまいとても申し訳ないし情けないしで涙がでます。

面会に来たご家族対応中にも目の前真っ暗吐き気を耐えながら対応してるので、不手際もありそうでとても申し訳なくなります。

他スタッフは「今が一番大変だからいいんだよ」と言ってくれますが、他の子供のいる先輩とかはつわりで早退やお休みすることは滅多になかったので、なんで私はこう甘ったれなんだろう・・・と涙が出ます。

赤ちゃんが一番大切です。でも仕事を続けると決めたからにはきちんと自分がやることもやらなければお給料をいただく意味がありません。

長々となってしまいましたがもし妊娠中、看護師さんや夜勤のある立ち仕事を続けていた方がいましたらどのように両立していたか経験談やアドバイスを頂けたらと思います。

よろしくお願いします。

参考:Yahoo知恵袋

妊婦に対して業務上の配慮をしないことはマタハラと言われ、看護師の約4人に1人は経験をしているといいます。妊娠中の体調不良を個人の管理のなさを責めるおかしな風潮がある病院は少なくないです。

妊娠中のつわりや疲れやすさは決して自分の管理能力不足ではありません。体調が悪いときはお腹の中の赤ちゃんのこともよく考え、無理せず休む勇気を持ちましょう。

それでは、妊娠した看護師がいつまで夜勤をしているか、夜勤をする妊婦のリスク、妊婦のなどを見ていきましょう。

 

妊娠中に夜勤をするリスクは…?

妊娠した看護師はいつまで夜勤をしているものなのでしょうか?

その1:妊娠2か月まで、妊娠5か月まで…人それぞれの夜勤の辞め時

・1人目の時の病院は常勤とカウントする為に必要な準夜3回か深夜2回のどちらかは入って欲しいと言われて妊娠6〜7ヶ月くらいまではやっていました

・2人目の時の病院はちょうど妊娠2ヶ月の時に夜勤体制が変わり人数が減らされたため、夜間の力仕事は出来ないと言う事を理由に免除してもらいました!

・体位変換など力仕事は最低限で、と配慮していた病棟だったので、みんな5ヶ月前には夜勤は免除して貰っていたと思います。 

悪阻で休む人、切迫で休んでそのまま産休まで復帰出来ない人もそれなりに居ました。

産休の1ヶ月前からは夜勤免除されましたが、それまでは普通に月5〜6回入れられてましたね(><)

私はいま28週ですが、26週まで夜勤をやってました。回数は減らしてもらってましたが、免除はされませんでした。26週後半から切迫で入院しました。 本当に辛いですよね。。 今は自宅安静中で、そのまま産休に入ります。。 でも私は、入院になってよかったと思いました。働いてたら、本当に取り返しつかなくなってたかもしれません。。

(参考:カンゴトーク

夜勤をいつまでするかはひとそれぞれです。体調、働いている職場の環境によります。

産休とは出産予定日の6週間前(※双子の場合は14週)と出産後8週間のことを表します。特に出産後8週間は、医師が認めた特別な場合(それでも産後6週間は就業禁止)を除いて働くことは禁止されています。

それでは、夜勤は妊婦の体にどのような悪影響を与えるのでしょうか?

その2:夜勤は流産リスクを32%上昇させる…

(参考:看護職員の労働実態調査結果報告

看護師の妊娠時の状況では切迫早産及び早産になった看護師が約35%(全体の約3分の1)一般の働いている女性の率よりも約8%高くなっています。また、経過が「順調」と答えている看護師は約26%に対し、一般の女性は約34%と看護師が8%低くなっています。

看護師は夜勤があることからホルモンバランスが乱れ、また長時間勤務による体の酷使から一般の女性よりも妊娠リスクが高くなっていることが考えられます。妊娠8週以降で週2日以上の夜勤があった女性は、夜の勤務がなかった女性に比べて、翌週の流産のリスクが32%も高くなっていることが判明したというデータもあります。(参考:女子SPA

妊婦でなくても夜勤で体調を崩す看護師は多いです。それゆえ妊娠中だと更に体への負担感は大きくなることも考えられます。妊娠中の体調は人それぞれで他人には分かりません。夜勤への負担を感じ始めたら上司と相談して夜勤免除の制度を活用するなどして体調を第一に考えましょう。

では、妊婦の夜勤免除の法律や支援措置はどんなものがあるのでしょうか?

その3:妊婦が知っておくべき夜勤免除の法律や支援措置

労働基準法第66条 妊産婦(妊娠中及び産後1年を経過しない女性)が請求した場合は、深夜業をさせてはならない (深夜勤の免除)
男女雇用機会均等法第 9 条 事業主は、「妊娠した女性労働者が深夜業の制限を請求したこと」を理由に「パートタイム労働者への労働契約の変更を強要する等の不利益取扱い」をしてはならない
その他の妊娠時の母性保護の支援措置 1.夜勤日数の軽減
2.時間外勤務免除
3.時差通勤
4.つわり休暇
5.通院休暇
6.軽度
な仕事への配置転換

妊婦の夜勤免除取得率は年々あがってきています。(2017年63%→2018年90%)(参考:2018 年「夜勤実態調査」結果報告

しかしながら、夜勤をしている看護師の切迫流産率は一般の仕事をしている女性よりも多いとも言われているのにも関わらず夜勤免除されていない看護師はいまだに200人もいます。

夜勤免除を申し出る看護師が数名いると、夜勤の人員不足で他の看護師へのしわ寄せがいき公平感を保てなくなる、、、などの理由病院側にもいい顔をされず、子育て中の職員に対する、夜勤免除要件を悪用した夜勤強要などの問題も後を絶ちません。10人に1人がマタハラ(パワハラ)経験が「ある」と回答しています。マタハラを受けた相手として、約7割が「看護部門の上司」、約3割が「同僚」となっています。(参考:AERA

このような制度が既に整っている病院は妊婦としても働きやすいですが、整っていない病院だと辛いですよね。そのような場合は出産して子育てをする場合でも両立していくのはきっと難しいでしょう。妊娠を機に今後の働き方を考え直す良いタイミングかもしれませんね。

夜勤をいつまで続けられるか不安な時の対策法

妊娠をした時はもしもお腹の子供に何かあったら…と不安になりますよね。その時の対策法です。

対策1:医師の診察の際に夜勤が可能かどうか確認しておく

夜勤交代勤務をしていると、どうしても不規則な生活になってしまいます。特に看護師は切迫早産や切迫流産のリスクが高くなると言われています。体調や体質は人それぞれで全員にすべてのリスクがあてはまりとも言えません。妊娠中の定期健診の時などに主治医に夜勤がありことを伝え、今の体調で夜勤をしてもよいか確認しておきましょう。

対策2:職場での夜勤免除制度などを確認しておく

妊娠したときに妊婦が利用できる夜勤免除制度やつわり休暇制度など、体への負担を減らしながら働ける制度を職場に確認しておきましょう。制度自体が整っていない病院もあるかもしれませんが、夜勤免除取得率自体は年々あがってきています。(2017年63%→2018年90%)(参考:2018 年「夜勤実態調査」結果報告

体調が悪くても職場の人に迷惑をかけたくないと思って無理をせず、使える制度は当然の権利ですので自分から申請しましょう。

対策3:両立が難しそうなら無理せず退職する

妊娠中はお腹の中の命が最優先です。夜勤免除できなかったり、働きにくい病院であれば、この先夜勤を頑張って続けたとしても出産後にも今後必ず不遇な出来事がでてくると思いませんか?

妊娠をいいタイミングととらえ、一度思い切って退職してみてはどうでしょうか?(産休中に退職すれば出産手当の受給資格はもらえます)現に、潜在看護師の約90%の看護師が妊娠・出産・結婚・子育てを理由に離職しています。(参考:日本看護協会 12 「日本の医療を救え」 2011年6月3日

看護師のキャリアは一旦やめてもニーズがたくさんあるのでまた復職しやすいことにあります。一旦退職してまた働けるか不安ということはありませんよ。

 

理想的な職場を見つける方法は?

私たち看護師が精神的に追い込まれるのは、病院以外の選択肢がないと思うからです。現職以外の働き方があると知るだけで、私たちは前向きな気持ちで最適な仕事を見つけられます。

看護師は人材不足もあり、私たちは自由に職場を選択できる立場にあります。

方法1:残業が少ない日勤だけの病院で働く

看護師の人材不足もあり、私たちが利用しやすい転職サービスは増えています。

転職が一般化する以前は、ひとつの病院で定年まで働き続けるか、結婚や出産を機に退職かパートに切り替えるしか、私たちに選択肢はありませんでした。深刻な人手不足の現在では、各個人のライフスタイルに合わせて職場を選択できます

ライフスタイルに合わせた働き方とは...
  1. 夜勤や残業はあるが、月収40万円を稼げる病院
  2. 残業が10時間以下でも、月収30万円を稼げる病院
  3. 日勤だけで、毎日定時に帰宅できる個人病院やクリニック
  4. 託児所が完備され子育てや、職場復帰を支援してる病院
  5. 家族と時間を過ごすために、土日祝日に休める病院
  6. 産休や育休の実績があり、既婚者でも安心して働ける病院

転職サイトの「ナースではたらこ」は、全国に91,982件の求人があります。公式HPの検索画面を開き、「正看護師」「日勤のみ」で条件を検索すると、4,195件がヒットします。

日勤のみ、託児所付き、寮、家賃補助が付いて、月給は25〜27万円の求人がありますね。

方法2:病院以外の企業や介護施設で働く

看護師は必ずしも病院で働く必要はありません。看護師免許の資格を活かして、企業や市役所、保健所、介護施設で働く選択肢もあります。

病院以外で働く方法とは...
  1. 土日休みで働ける、保育園や大学保健の管理センターで働く
  2. 看護師免許を活かして、市役所や保健所で保健師で働く
  3. 大手優良企業の医務室で、専属看護師として勤務する
  4. 定年後でも働きやすい、特別養護老人ホームや介護施設で働く
  5. 夜勤も残業もなく、高収入を得やすい訪問看護師で働く

看護師免許を活かして、大手企業で働く選択肢もあります。

日勤常勤で働ける企業の求人は、一般的に社会保険や賞与などの福利厚生が保障されています契約期間が定められてないため、安定した労働環境で長期間働けます。夜勤も長時間労働もないため、安心して働けますね。

「ナースではたらこ」で検索条件に「企業」を入力したら、年収330〜420万円の求人が見つかります。

方法3:勤務地や時間を選択できる派遣で働く

看護師免許があれば、フルタイムで働く必要もないですね。勤務地や勤務時間を自由に選択して派遣で働く方法もあります。

派遣やバイトで働く選択肢は...
  1. 育児や家事と両立するため、週3日で派遣で働く
  2. 短期間で貯金するために、時給2500円の高時給で働く
  3. 健診センターや採血など、日給2万円で単発のバイトをする

派遣で働く場合は、派遣専門のレバレジーズを利用しましょう。求人数2518件の中から、自分のライフスタイルに合わせて職場を選択できますね

病院は全国どこにでもあるため、希望の職場が見つからない事はありません。

正社員ではなくあえて派遣で働く人は、結婚や出産でブランキ期間が長い女性、家事や育児と両立して働きたい人、語学留学やワーホリから帰宅して時短で働きたい人が、積極的に利用しています。

まとめ:夜勤をいつまで続けられるか不安な時の対策法

  1. 医師の診察の際に夜勤が可能かどうか確認しておく
  2. 職場での夜勤免除制度などを確認しておく
  3. 両立が難しそうなら無理せず退職する

妊娠した看護師がいつまで夜勤を続けるかは、人それぞれです。

悪阻で休む人、切迫で休んでそのまま産休まで復帰出来ない人、産休ぎりぎりまで元気に夜勤をする人もいます。

夜勤をしている看護師は一般の女性よりも流産リスクが32%上がるというデータや、切迫流産が約2倍になるというデータも存在します。あくまでもデータであり妊婦検診で指摘されていなければ問題ありませんが、実際に夜勤は妊婦でなくても体への負担は多く、体調を崩す看護師は多くいます。妊娠中は予期せぬことがたくさん起こります。少しでも体調に不安があるときは、夜勤免除などの制度を上手につかって上司と相談しながら無理せずに働きましょう。

また、4人に1人が実際にマタハラの被害に遭っているといいます。病院での居心地が悪い、上司に相談をしても夜勤を強制的にいれられるなどの場合は思い切って退職をするチャンスです。出産後にそのような職場に戻っても今度は家庭との両立に苦労するに違いありません。そのような職場からは一旦退職し、出産後の働き方を考え直す良いタイミングになりますね。

看護師の仕事は責任感のある仕事ですが、妊娠期間はお腹の赤ちゃんのことも考え、体調を第一優先に過ごすことが何よりも大事です。

 

1日でも早く行動に移した方が良い理由

看護業界では、常に慢性的な人材不足を抱えています。

平成26年の全国の看護職の有効求人倍率は、2.79倍です。求人数が185,578人に対して、求職者数は66,477人しかいません。毎年5.1万人の看護資格取得者がいる一方で、看護師を離職する人は16.1万人にも及びます

参考:看護職員の現状と推移(厚生労働省)

2025年には約196~206万人の看護師等が必要と推計されています。順調に看護師が増えても、13万人が不足します若年層が減少する中で、高校生の10人に1人が看護師にならなければいけない計算ですね。

人材不足は、私たち看護師にとって悪い事ではありません。なぜならば、看護師の需要が高い売り手市場を利用して、より労働条件が良い職場に転職し易いからです。実際に、多くの看護師が夜勤や残業がない職場に転職していますね。

しかしながら、この状況が長く続くとは限りません。

日本政府は人材不足を理由に外国人看護師の受け入れを検討しています。インドネシア、フィリピン、ベトナムから外国人看護師・介護福祉士を受け入れ、その数は2018年に5600人にも上ります(厚生労働省)。

私たち日本人看護師の代わりに、外国人が増える事で次のデメリットがありますね。

外国人受入れで人材不足が解消されると...
  1. 低賃金で働く労働者が多いと、看護師の平均年収が下がる
  2. 看護師の給与は他国と比較して高いため、たくさんの外国人が来日する
  3. 人材不足が解消されると、現職より好条件で転職するのが難しくなる
  4. 若手看護師が、経験を積める職場が少なくなる
  5. 有効求人倍率が1倍を切ると、転職したくてもできない

少子高齢化を理由に、今後も看護師の数が減り続けるのは間違いありません。日本政府が本格的に移民を受け入れたら、私たち看護師の仕事も外国人に奪われます。そうならないためにも、1日も早く自分に合う職場を見つける必要がありますね。

看護師の転職活動で必要なもの

転職活動を開始するに当たって、私たち看護師が必要な準備は何もありませんまた、全てのサービスを無料で利用できます。途中で就職を辞退しても、罰金などでお金を支払う必要もないですね。

履歴書や職務経歴書は、コンサルタントと面談し転職の意思を固めた後に準備します。面談することで公立病院、クリニック、保育園、企業など進みたい方向性が明確に決まります。その段階で、書類など具体的な準備を始めた方が手戻りが少ないですね

まずは、転職するかどうか決めるためにも、面談だけでもしてみましょう。転職エージェントを利用すれば、面接対策から給与交渉まで全てサポートしてくれます。最短2週間で次の職場が決まるほど、スピーディに行動できます。

会員登録から面談までの流れ
  1. 公式サイトから会員登録する(氏名や住所など1分程度)
  2. 担当者からメールか電話があり、面談日を指定する(平日夜や週末可)
  3. 40分のキャリア面談は、電話でも対応してる(面談場所は新宿など、全国17カ所)

キャリア面談後には、条件に合う職場を20社ほど紹介してくれます。看護師免許を活かして働ける職場はたくさんあり、夜勤や残業がない職場が多い事にも驚きます。

もちろん、働きたいと思える病院がなければ、無理に職場を変える必要はありません現在は、売り手市場なので、私たちが職場を選ぶ立場にありますね。キャリア面談は、私たちに新しい出会いの場を提供してくれます。

現在の職場に不満を感じているのであれば、まずは選択肢だけでも確認しましょう。先輩看護師の悪質なイジメやサービス残業、人間関係で消耗するほど無駄なことはないですね患者さんのために働くためにも、まずは私たちが働きすい職場にいる必要があります。

具体的な行動に移さなければ、私たちの未来が変わることはありません。登録に必要な項目は少ないので、通勤中にスマホからでも登録できます。

 

会員登録と面談の日程調整、それから面談して求人を紹介してもらう、全ての工程で1時間も掛かりません。後からキャンセルもできるので、会員登録だけでも先に終わせた方が良いですね。登録フォームは1分で入力できます。

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