看護師の仕事が辛過ぎて、仕事を辞めることを考える毎日…辞めたいのに辞める決意が出来ずに心も限界になっている看護師は意外にも多いです。
- ミスも多く先輩から陰で愚痴と言われる毎日、もう死んでしまいたい…
- 夜勤で生活リズムが乱れて睡眠不足、身体的にもう限界かもしれない…
- 残業の日々で帰宅が22時は当たり前、何のために生きているのだろう…
全国で働く108万人の看護師のうち、75.2%が仕事を辞めたいと考えています。
看護師の仕事は簡単ではありません。辞めたいと思う原因は、人間関係によるストレス、夜勤・残業による長時間に渡る重労働による疲労、大きな責任感からのプレッシャーに精神的に追い詰められるからです。
死ぬほど辛いと感じるなら今すぐ仕事を辞めましょう。自分の命より大切なものはありませんよね。
しかしながら、実際には、辛いと感じているものの退職する決意をできる看護師の割合はとても低いのです。ストレスフルな状態で、あと少し我慢をすれば大丈夫!と頑張り過ぎてしまうのです。
私は、看護師の仕事にストレスを感じながらも働き続けて、鬱病になってしまった人を何人も見てきました。そして、医療業界の中には過労死の問題があることも見逃すことができないことですね。自分の命を無くす危険性を持ちながらも、働き続けることに何の価値もありません。
退職することで、まずは自分を精神的に安心させてあげましょう。看護師不足の日本では、看護師の資格があれば、いつでもどこでも仕事復帰に問題はありませんね。
ここでは、看護師を辞めたいと思う理由や、看護師を辞めることのメリットやデメリットについて紹介します。
- 辛過ぎてもう辞めたいと考えている看護師の声は?
- 看護師が死ぬほど辛い3つの理由とは?
- 看護師を辞めるデメリットとメリットは?
- 看護師が死ぬほど辛いなら辞めてもいい?
▼▼理想の職場を見つける方法▼▼
自分でイチから病院を探すのは難しいですね。転職エージェントを利用すると、私たち看護師に無料で最適な職場を提案してくれます。
- 残業なしの月収30万円の病院で働く
- 日勤で定時に帰宅できる、個人病院やクリニックで働く
- 土日休みで働ける、保育園や保険管理センターで働く
- 福利厚生が充実した、大手優良企業の医務室や臨床センターで働く
- 年収500万円以上で、美容外科クリニックで働く
- 市役所や保健所で、看護師免許を活かして保健師で働く
- 勤務地や勤務時間を自由に選択できる派遣SEで働く
- 健診センターや血液検査のイベントなど、日給2万円の単発バイト
「マイナビ看護師」は、転職大手マイナビが運営する、看護師に特化したエージェントです。夜勤なし(17,756件)、残業なし(14,486件)のが他サイトよりも多く、ストレスが少ない職場で働けます(マイナビ看護師の評価)。
公式サイト:マイナビ看護師≪登録無料≫
内容を簡単に知りたい
辛過ぎてもう辞めたいと考えている看護師は?
長時間勤務や夜勤による重労働や、人間関係に思い悩む看護師は少なくありません。
1年目)慌ただしい業務と職場の人間関係に疲れた…
看護師を辞めたいです。
総合病院一年目の新人看護師です。希望ではなかった急性期病棟に配属され、毎日の慌ただしさと勉強と先輩からの圧力にもう限界です。プライベートのことまで誹謗中傷され、この職場でやって行こうという気持ちは無くなりました。
元々、資格だけは取っておこうと思って看護師資格を取りました。実習病院だからと就職先を決めたぐらい看護師としての意識も薄いので、こんな私が看護するのは患者さんに申し訳ないので病棟勤務はもうやめようかと思っています。
ただ、今は病院の寮に1人暮らししているため、辞める場合は出ていかなくてはなりません。クリニックなどでパートとして働こうかと思っているのですが、それでは1人暮らしに十分な給料をもらうことは難しいでしょうか?
参考:Yahoo知恵袋
女性独特の人間関係は、精神的にも消耗しますね。
1度病院を離れて、派遣やアルバイトで働くのもひとつの手段です。専門職である看護師は、通常の派遣よりも高時給を得られます。都内であれば時給1,800~2,400円で働けますね。
3年目)夜勤が辛い、医療事故を起こさないか不安…
看護師を辞めたいと思っています。看護師3年目です。
素晴らしい仕事であるとは感じるのですが、3年間、自分には合わないと思い続けています。毎日仕事に行くのが辛いです。夜勤が体力的に辛いです。休みの日は疲れて1日中寝ています。いつか重大な事故を起こしてしまうかもしれないと思うと怖く、ストレスです。
看護師以外の仕事、できればなりたかった職業に転職したいと思ったのですが、やはり収入の面を考えると不安です。またなりたかった職業は2年間専門学校に通う必要があり年齢的に不安です…
周りに転職した者がいないため、経験のある方などいらっしゃったらお話を聞きたいです。よろしくお願いします。
参考:Yahoo知恵袋
違和感を感じながらも、そのまま何年も働き続ける看護師は多いですね。
看護師は、女性会社員の平均年収276万円より高いせいで、やりたい仕事に挑戦するのが難しいです(会社員の平均年収)。ただし、私たちの人生は1度しかありません。後悔しないためにも、行動に移した方が良いと私は思います。
看護師免許があればいつでも病院に戻れるので、難しく考える必要はないですね。
私も看護師が辛いと思い、悩んだ末に退職しました。
残業の日々、蕁麻疹を発症し不眠症に…
私は脳外科病棟で勤務していました。ストレスフルな環境で働いていた結果、全身に蕁麻疹が出て不眠障害に陥ります。なぜそうなったのか自分では原因に気付かず、ある日突然吐き気に襲われました。
出勤時に涙が止まらなくなり、その時に初めて職場でのストレスが原因だと知ります。
そんな私の看護師生活。一年目は業務を覚えて、それをこなして精一杯の日々。
先輩からの威圧と嫌がらせ、愚痴ばかり聞こえる職場で愛想笑いを作る日々。定時に自分の仕事が終わっても帰れません。みんなが終わるまで帰れない雰囲気があり、サービス残業は当たり前でした。
2年目からは業務以外にも、委員会の役割も振り分けられます。定時に仕事が終わっても、委員会の業務で2時間の居残り。先輩からの嫌がらせは悪化する一方です。そんな環境下で2年間務めた結果が、健康障害となり現れました。
そして、悩んだ末にこの病院を辞めることを決意します。
では、なぜ私たちは患者を助けたいと思い看護師を志すも、すぐに辞めたいと考えが変わるのでしょうか。ここでは、看護師を辞めたいと思う具体的な理由を紹介します。
看護師が仕事を辞めたい3つの理由は?
日本医療労働組合の報告書によると、「やりがいがある」と感じながらも現役看護師の75.2%が仕事を辞めたいと回答しています。5人に1人が「看護師をいつも辞めたい」と思いながら、働いている現実があります。
私たちが辞めたいと思う理由で上位を占めるのは、「人間関係のトラブル」「夜勤や長時間労働」それから「医療事故による不安」が挙げられます。
理由1:人間関係のトラブルが多い
辞めたい理由の上位には、人間関係のトラブルやストレスがあります。
女性が大半を占める看護師の職場は、女性特有の噂好きな人、愚痴や不満を周囲に漏らす人が多いです。なかには、若い看護師に嫌がらせする人もいます。医者と話すだけで勝手な噂を流したり、ただ単に好きじゃないからという理由で立場が弱い人を攻撃します。
女性特有の環境で働いていると、精神的にも辛いですよね。
理由2:夜勤や長時間労働で体力が辛い
看護師をフルタイムで行うと必ず夜勤勤務があります。夜勤は2交代と3交代があるが、どちらを選択しても楽ではありません。
- 2交代勤務:「8時~17時」「16時~9時」
- 3交代勤務:「8時~17時」「16時~24時」「0時~9時」
残業も当たり前のようにありますね。
基本的には、看護師は残業代が支給されます。しかし、病院によっては新人看護師は残業を付けれない職場もあります。健康被害を引き起こすほど長時間労働を強いられても、サービス残業で働く看護師も少なくありません。
長時間労働や夜勤は、健康被害に大きな悪影響を与えています。
実際に、夜勤が多い看護師は流産のリスクが高い、乳がんの発生率が高いという論文結果もあります。私たち看護師は、夜勤をもっと真剣に考えなければならないですね。
日中働く看護師を1とすると、昼夜交代勤務の看護師は1.8倍ほど乳がんの発生率が上がるという。夜勤だけの看護師は、さらに2.9倍にもハネ上がる。
理由3:医療事故が怖くて不安になる
1年目で看護技術を学んだ後は、自分で患者さんを受け持ちます。自分の判断が患者さんの生死に関わる恐怖もあります。
点滴や薬の誤薬、患者を間違えてインシデントを起こす看護師はいます。大きなミスを犯した時のことを考えると、不安や恐怖で夜も眠れなくなります。実際に、看護師で医療事故を起こすケースも現実にあります。
では、看護師を辞める事は本当に正解なのでしょうか?看護師を辞めるメリットやデメリットについても考えてみましょう。
看護師を辞めるデメリットやメリットとは?
仕事が辛いからという理由で、看護師を辞める人はたくさんいます。
日本看護協会の調査によると、2011年の離職率は常勤看護職員が10.9%、新人看護職員が7.5%です。つまり、毎年10人に1人の割合で看護師が職場を去ります(『看護職員の労働実態調査「報告書」』)。
しかしながら、看護師を辞めて後悔する人は、実は全体の40%を占めます。看護師を辞める前にデメリットを十分に考慮した上で、決断する必要がありますね。
看護師を辞めるデメリットは?
- 看護師になるために、費やしたお金や時間が無駄になった
- 一般企業に就職したら、想像以上に年収が下がった
- 利益を求める一般企業では、やりがいが見い出せない
- 専門知識ゼロから、新しい分野を学ぶのが苦痛だった
- 自分がやりたい仕事で、理想と現実の違いを知った
- 女性が、男性社会に入って働く事の大変さを知った
看護師を辞める上で1番のデメリットは、収入が大きく下がる事です。看護師には夜勤や残業手当がつくため、一般企業に勤める会社員よりも給与は高いです。
看護師の平均年収は525万円、1年目でも491万円も貰えます(看護師の年収)。対して、一般OLの平均年収は276万円しかありません(会社員の平均年収)。つまり、看護師を辞めて就職すると、平均して250万円も年収がダウンします。
また、新しい職場に経験値ゼロで入社するのは、精神的にも大変ですよね。看護師は労働環境がキツイのは間違いないが、それでも恵まれた職場であることは自覚しないといけないですね。
では、看護師を辞めるとどのようなメリットがあるでしょうか。
看護師を辞めるメリットは?
- ストレスフルな生活や、他人の命に関わる重圧から解放される
- 夜勤など不規則な勤務形態がなくなり、生活を正すことができる
- 看護師の仕事以外に、やりたい仕事にチャレンジできる
- 自分の時間や、家族と一緒に過ごす時間を心から大切にできる
現在の職場が辛いならば、思い切って辞めるのも悪い選択ではありません。私たちの人生は1度しかないので、周囲に流されずに後悔しない生き方をしたいですよね。
仕事を辞めて1人の時間を過ごすことで、自身の内面と向き合う事ができます。
将来を真剣に考えた末に、看護師がやりたいと思えば病院に戻れば良いし、やりたい仕事があれば挑戦するのもいいですね。フルタイムと夜勤が辛いならば、派遣で時短勤務の選択肢もあります。
夜勤や残業がない個人病院やクリニックで働く選択肢もありますね。私たちが考える以上に、看護師の働き方も多様化しています。
個人的には、看護師の資格を活かして自分に合う働き方を見つけるのが、正しい選択のように感じます。
看護師を続けながら理想の職場を見つける
現在私たちが抱えている不満は、働く病院や働き方を変える事で解決できます。看護師を辞めるデメリットを考えたら、理想の職場を探す方が幸せになれますよね。
看護師の経験を活かせば、私たちには多くの選択肢があります。
- 残業なしの月収30万円の病院で働く
- 日勤で定時に帰宅できる、個人病院やクリニックで働く
- 土日休みで働ける、保育園や保険管理センターで働く
- 福利厚生が充実した、大手優良企業の医務室や臨床センターで働く
- 年収500万円以上で、美容外科クリニックで働く
- 市役所や保健所で、看護師免許を活かして保健師で働く
- 勤務地や勤務時間を自由に選択できる派遣SEで働く
- 健診センターや血液検査のイベントなど、日給2万円の単発バイト
私は、体調を崩して2年で看護師を退職しました。
退職後は語学留学やワーホリで海外に長期滞在し、ストレスとは無縁の自由な生活を満喫しています。海外では現地のアルバイトやライターで収入を得て、日本に帰国した時は高時給の看護師派遣で働きながら、やりたい事を叶えるためにお金を貯めています。
派遣は勤務地や勤務時間を選択できる自由がありますね。やりたい事が実現できたら、夜勤や残業がない病院で、また看護師として働くのもアリだと今は思っています。
ストレスがない生活を心から楽しむ中で、自分の健康を犠牲にしてまで働く価値がある仕事は、この世の中にないと気付く事が出来ました。
患者や病人を助ける前に、まずは自分が幸せでないと人を助けられないですよね。
では、看護師の経験を活かして働くには、具体的にはどのような方法があるのでしょうか。
脳外科病棟で勤務していた新人1年目、与えられた有給は15日でした。しかし、実際に利用できたのは1日もありません。
先輩が有給を使う時期を避けて、人手が足りていない時期に申請した時の事です。ある先輩から「1年目のくせによく有給申請できるよね」と批判されます。その日から、悪い噂を流され、先輩看護師に威圧される日々が始まります。
気付いた頃には全身に蕁麻疹が出て、不眠障害にも陥ります。ある出勤時に涙が止まらなくなり吐き気に襲われました。その時に初めて職場でのストレスが原因だと知ります。
先輩からの威圧と嫌がらせ、愚痴ばかり聞こえる職場で愛想笑いを作る日々。定時に自分の仕事が終わっても帰れません。みんなが終わるまで帰れない雰囲気があり、サービス残業も当たり前。
2年目からは業務以外にも、委員会の役割も振り分けられます。定時に仕事が終わっても、委員会の業務で2時間の居残り。先輩からの嫌がらせは悪化する一方です。そんな環境下で2年間務めた結果、健康障害となり現れました。
そして最終的に、この病院を辞める事を決意します。1度看護師を離れた後に、再び病院で働き始めます。
- 1年間看護師から離れた事で、自分が本当にやりたい事を再認識できた
- 語学留学やワーホリから帰国後、夜勤や残業がない病院に復職できた
- 年収は450万円、看護師の平均より低いけどストレスは少ない
- 夜勤も残業もないため、プライベートの時間を満喫できた
理想の職場を見つける方法は?
私たち看護師が精神的に追い込まれるのは、病院以外の選択肢がないと思うからです。現職以外の働き方があると知るだけで、私たちは前向きな気持ちで最適な仕事を見つけられます。
看護師は人材不足もあり、私たちは自由に職場を選択できる立場にあります。
方法1:残業が少ない日勤だけの病院で働く
看護師の人材不足もあり、私たちが利用しやすい転職サービスは増えています。
転職が一般化する以前は、ひとつの病院で定年まで働き続けるか、結婚や出産を機に退職かパートに切り替えるしか、私たちに選択肢はありませんでした。深刻な人手不足の現在では、各個人のライフスタイルに合わせて職場を選択できます。
- 夜勤や残業はあるが、月収40万円を稼げる病院
- 残業が10時間以下でも、月収30万円を稼げる病院
- 日勤だけで、毎日定時に帰宅できる個人病院やクリニック
- 託児所が完備され子育てや、職場復帰を支援してる病院
- 家族と時間を過ごすために、土日祝日に休める病院
- 産休や育休の実績があり、既婚者でも安心して働ける病院
転職サイトの「ナースではたらこ」は、全国に91,982件の求人があります。公式HPの検索画面を開き、「正看護師」「日勤のみ」で条件を検索すると、4,195件がヒットします。
日勤のみ、託児所付き、寮、家賃補助が付いて、月給は25〜27万円の求人がありますね。
方法2:病院以外の企業や介護施設で働く
看護師は必ずしも病院で働く必要はありません。看護師免許の資格を活かして、企業や市役所、保健所、介護施設で働く選択肢もあります。
- 土日休みで働ける、保育園や大学保健の管理センターで働く
- 看護師免許を活かして、市役所や保健所で保健師で働く
- 大手優良企業の医務室で、専属看護師として勤務する
- 定年後でも働きやすい、特別養護老人ホームや介護施設で働く
- 夜勤も残業もなく、高収入を得やすい訪問看護師で働く
看護師免許を活かして、大手企業で働く選択肢もあります。
日勤常勤で働ける企業の求人は、一般的に社会保険や賞与などの福利厚生が保障されています。契約期間が定められてないため、安定した労働環境で長期間働けます。夜勤も長時間労働もないため、安心して働けますね。
「ナースではたらこ」で検索条件に「企業」を入力したら、年収330〜420万円の求人が見つかります。
方法3:勤務地や時間を選択できる派遣で働く
看護師免許があれば、フルタイムで働く必要もないですね。勤務地や勤務時間を自由に選択して派遣で働く方法もあります。
- 育児や家事と両立するため、週3日で派遣で働く
- 短期間で貯金するために、時給2500円の高時給で働く
- 健診センターや採血など、日給2万円で単発のバイトをする
派遣で働く場合は、派遣専門のレバレジーズを利用しましょう。求人数2518件の中から、自分のライフスタイルに合わせて職場を選択できますね。
病院は全国どこにでもあるため、希望の職場が見つからない事はありません。
正社員ではなくあえて派遣で働く人は、結婚や出産でブランキ期間が長い女性、家事や育児と両立して働きたい人、語学留学やワーホリから帰宅して時短で働きたい人が、積極的に利用しています。
まとめ:看護師を辞めたい?
- 女性特有の職場なので、人間関係のトラブルやストレスが多い
- 夜勤や長時間労働で、体力的にも精神的にもキツイと感じる
- 医療事故を起こすのが怖くて、不安で夜も眠れない
看護師の75.2%が仕事を辞めたいと考えています。
なぜならば、女性特有の職場で人間関係に問題があったり、サービス残業を強要する病院が多いからです。また、医療事故もあり精神的に消耗しながら、日々働く看護師も多いです。
しかしながら、看護師を辞めても実は40%以上が後悔しています。
実は看護師ほど、高い収入を得られる仕事は世の中に少ないからです。看護師を辞めて一般企業に就職し、年収が200万円以上落ち込む人もいます。
看護師が抱えている問題は、職場を変える事で解決するケースが多いですね。
看護師不足が深刻な現在では、看護師に働きやすい職場を提案する病院や企業が増えています。私たちは個人のライフスタイルに合わせて、夜勤や残業がない職場を選択できる自由があります。
1日でも早く行動に移した方が良い理由
看護業界では、常に慢性的な人材不足を抱えています。
平成26年の全国の看護職の有効求人倍率は、2.79倍です。求人数が185,578人に対して、求職者数は66,477人しかいません。毎年5.1万人の看護資格取得者がいる一方で、看護師を離職する人は16.1万人にも及びます。
2025年には約196~206万人の看護師等が必要と推計されています。順調に看護師が増えても、13万人が不足します。若年層が減少する中で、高校生の10人に1人が看護師にならなければいけない計算ですね。
人材不足は、私たち看護師にとって悪い事ではありません。なぜならば、看護師の需要が高い売り手市場を利用して、より労働条件が良い職場に転職し易いからです。実際に、多くの看護師が夜勤や残業がない職場に転職していますね。
しかしながら、この状況が長く続くとは限りません。
日本政府は人材不足を理由に外国人看護師の受け入れを検討しています。インドネシア、フィリピン、ベトナムから外国人看護師・介護福祉士を受け入れ、その数は2018年に5600人にも上ります(厚生労働省)。
私たち日本人看護師の代わりに、外国人が増える事で次のデメリットがありますね。
- 低賃金で働く労働者が多いと、看護師の平均年収が下がる
- 看護師の給与は他国と比較して高いため、たくさんの外国人が来日する
- 人材不足が解消されると、現職より好条件で転職するのが難しくなる
- 若手看護師が、経験を積める職場が少なくなる
- 有効求人倍率が1倍を切ると、転職したくてもできない
少子高齢化を理由に、今後も看護師の数が減り続けるのは間違いありません。日本政府が本格的に移民を受け入れたら、私たち看護師の仕事も外国人に奪われます。そうならないためにも、1日も早く自分に合う職場を見つける必要がありますね。
看護師の転職活動で必要なもの
転職活動を開始するに当たって、私たち看護師が必要な準備は何もありません。また、全てのサービスを無料で利用できます。途中で就職を辞退しても、罰金などでお金を支払う必要もないですね。
履歴書や職務経歴書は、コンサルタントと面談し転職の意思を固めた後に準備します。面談することで公立病院、クリニック、保育園、企業など進みたい方向性が明確に決まります。その段階で、書類など具体的な準備を始めた方が手戻りが少ないですね。
まずは、転職するかどうか決めるためにも、面談だけでもしてみましょう。転職エージェントを利用すれば、面接対策から給与交渉まで全てサポートしてくれます。最短2週間で次の職場が決まるほど、スピーディに行動できます。
- 公式サイトから会員登録する(氏名や住所など1分程度)
- 担当者からメールか電話があり、面談日を指定する(平日夜や週末可)
- 40分のキャリア面談は、電話でも対応してる(面談場所は新宿など、全国17カ所)
キャリア面談後には、条件に合う職場を20社ほど紹介してくれます。看護師免許を活かして働ける職場はたくさんあり、夜勤や残業がない職場が多い事にも驚きます。
もちろん、働きたいと思える病院がなければ、無理に職場を変える必要はありません。現在は、売り手市場なので、私たちが職場を選ぶ立場にありますね。キャリア面談は、私たちに新しい出会いの場を提供してくれます。
現在の職場に不満を感じているのであれば、まずは選択肢だけでも確認しましょう。先輩看護師の悪質なイジメやサービス残業、人間関係で消耗するほど無駄なことはないですね。患者さんのために働くためにも、まずは私たちが働きすい職場にいる必要があります。
具体的な行動に移さなければ、私たちの未来が変わることはありません。登録に必要な項目は少ないので、通勤中にスマホからでも登録できます。
会員登録と面談の日程調整、それから面談して求人を紹介してもらう、全ての工程で1時間も掛かりません。後からキャンセルもできるので、会員登録だけでも先に終わせた方が良いですね。登録フォームは1分で入力できます。
公式サイト:マイナビ看護師≪登録無料≫
コメントを残す