看護師から保健師に転職したい|資格を使ってより充実した生活を送るには

度重なる残業や夜勤に疲れた看護師は、保健師への転職を考え始めます。

  • 「看護師の仕事って正直きつい、夜勤や残業のない保健師に転職したい…」
  • 「保健師ってどんなことするの?保健師の仕事内容を具体的は…」
  • 「看護師から保健師に転職する、メリットとデメリットは…」

保健師に転職したい気持ちがあるならば、一度挑戦してみることです。なぜならば、もし保健師に挑戦して気に入らなかったとしても、看護師の資格さえあればいつでも看護師の仕事には復帰ができるからです。挑戦したい気持ちがあるにもかかわらず、挑戦しないままだと後悔が残りますね。

転職を考えるときに多くの人が直面するのが、今まで積み上げてきたキャリアを手放す不安や、転職後の不安です。この不安が私たちの新しい一歩を足止めします。

つまり、この不安をなくすことが出来たら、前向きな気持ちで新しい挑戦に踏み出すことが出来ます。

多くの人が一度仕事を辞めると今までの積み上げてきたものを無くしてしまうと考えがちですが、それは誤解です。今までの経験は次のステップに必ず生かすことが出来るからです。更に、昔のように終身雇用が理想とされていた時代はもう変わりつつあるからです。

それでは、その不安はどのように解消するのでしょうか?

不安を解消するためにはまず、保健師の仕事内容や、保健師に転職をするデメリットやメリットを理解することからです。そして、看護師や保健師の資格を使った様々な働き方を知っておくことで選択肢が広がります。

本記事では、保健師についての詳細、看護師から保健師を目指すときに知っておきたいことについてご紹介します。自分にとっての最善の選択が何かなのかの答えを見つけましょう。

看護師から保健師に転職を考えている人へ
  1. 看護師を辞めてまでも、保健師を目指すべきか?
  2. 保健師とは?具体的な取得方法や仕事内容は?
  3. 保健師を取得する、メリットとデメリットは?

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理想的な職場とは...
  1. 残業なしの月収30万円の病院で働く
  2. 日勤で定時に帰宅できる、個人病院やクリニックで働く
  3. 土日休みで働ける、保育園や保険管理センターで働く
  4. 福利厚生が充実した、大手優良企業の医務室や臨床センターで働く
  5. 年収500万円以上で、美容外科クリニックで働く
  6. 市役所や保健所で、看護師免許を活かして保健師で働く
  7. 勤務地や勤務時間を自由に選択できる派遣SEで働く
  8. 健診センターや血液検査のイベントなど、日給2万円の単発バイト

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保健師になるためにはどうすれば良いの…

Aさん)看護師から保健師へ転職したい…

看護師から保健師への転職について。今34歳の看護師です。看護師歴約10年で保健師経験はありません。大学時に保健師の国家試験を受け、保健師の免許は持っています。

年齢的にも経験がないことからも凄く狭い門だというのはわかっていますが、今後の人生を考えた時に保健師の道に進んでみたいという気持ちがあります。色々ネットなどで調べ始めた段階で、まだ情報不足なのですが看護師から保健師へ転職する際にどのような流れを辿るのか、またどのような準備や勉強をしたら良いのかわからないことが多々あります。

実際に看護師から保健師へ転職された方にどのようなルートで就職されたのか、またどのような準備や勉強をされたのか教えていただけたらと思い質問させていただきました。よろしくお願いします

参考:Yahoo知恵袋

今後の自分のキャリアやライフスタイルを考えたときに、保健師の道を考えます。

保健師には行政保健師、産業保健師、病院保健師、学校保健師という風に分けられてそれぞれ仕事内容も異なってきます

準備や勉強は、どこに就職したいかによって変わってきます。看護師から保健師に転職したい場合は、転職サイトや求人サイトを使って探すのが一般的だと言えます。

Bさん)保健師か看護師どちらに就職するべきか…

現在、看護系の大学に通っており看護師資格と保健師資格を取れるよう勉強しています。資格は2つ取るつもりですが、どちらの資格で就職するか悩んでいます。

看護師としてであれば大学病院に就職することができ、年収は初任給で400万円以上、30代では5・600万くらいのようですしかし、かなり激務でプライべートの時間はほとんど無いようです。

一方、行政の保健師としてであれば、初任給で年収300万円台、30代でも看護師ほどはもらえません。ただ、看護師よりも労働条件は良いと聞きます。

大学病院に就職するならば、チャンスは新卒時しかありません。大学病院なら臨床経験も積めますし、お給料も多くもらえるのでこのチャンスを逃していいのか迷っていますまた、同級生も殆どが大学病院に就職するので、就職直後から年収の差が大きく開くことや看護師として経験を積むことができなくなることに不安を感じます。

ただ大学病院では、結婚や出産で辞めて行く人が多いらしく、長く続けられる職場ではないようですそのため、お給料は看護師よりも少ないですが、福利厚生や職場環境などがしっかりしている行政保健師も魅力的に思いますどちらにするべきか迷っているのでアドバイスをください。よろしくお願いします。

参考:Yahoo知恵袋

大学病院では新卒ではないと就職ができないと思いがちですが、看護師不足の現状で言えば、既卒でも大学病院に就職することは可能です。

ただし、大学卒業後にそのまま保健師になった場合、臨床経験がないため、後に看護師になりたい場合に就職先が限られてくることは考えられますね。

看護師は保健師に比べて、生活が不規則であり残業も多いです。自分がどのようなライフスタイルを送りたいかを見つけることが答えを知る鍵になるでしょう。また、お給料に関しては保健師でも看護師でも就職先によって大きく異なってくるため、一概に保健師=看護師より給料が安いとは言い切れません。

Cさん)育児と両立しながら医療の道で働きたい,,,

看護師・保健師の転職について悩んでいます。相談にのってください。私は2歳の子供がいて、民間病院の病棟勤務中です。療養型病棟のため、ほぼ介護業務で、体力を使います。そのため、帰宅したらヘトヘトです。もともと、今の病院に転職してすぐ、間違ったなと思いました。意識低い系といいますか、あまりキャリアにはつながらないなぁと。ですが、寮に入ってしまったので、引っ越しも面倒だし、そのまま居座りました…すぐ結婚するだろうし寿退社しよーっと!と。。

ですが、なかなか運命の出会いもなく、だらだら勤めて数年…30歳にようやく結婚。すぐに妊娠。寿退社できる経済状況でもなく、そのまま正社員で働いて産休育休もらいました。そして、仕事も復帰しました。ありがたいことに、時短勤務をさせてもらい、子供の急な発熱などでもよくお休みをもらいました。

子育てとの両立にはいい病院だと思います。しかし、仕事はほぼ介護業務だから体力使うし、意識低い系なので、なんか働いていてモヤモヤします好きな仕事ではないです。なので、転職したい、このままダラダラここにいてはいけない、と思うようになりました。2人目を望んではいますが、今動かなかったら、このままダラダラこの病院にい続けることになってしまう、やりがいもない、なんか後ろめたさもある。。30代前半の今のうちに、次の転職をしなきゃ!

かといって、テキパキと病棟で動けることもないので、急性期病棟などは無理そうです。なので、保健師として働くか、企業で健康相談のったり、はたまた治験?するか、それとも訪問看護や透析看護の道へすすむか、、悩んでいます。一番やりたいことをやればいいのでしょうが、私が一番やりたいことは保健師ですですが、壁となるのは「2人目を望んでいること」です。保健師だと、その職場には1人2人しかおらず、入職して1年以内に妊娠となると、迷惑この上ない…。

今の職場のまま子作りをして妊娠となると、次の転職は3年後とか?もう40歳手前で、路線変更って、なかなか難しいようにも思えます…

かといって、このまま介護職の仕事をする看護師ってのも嫌なんです。私は、どうしたらいいと思いますか、、悩みすぎて、わからなくなってしまいました。体力仕事がたたって腰を痛めてしまったので、主人としては今の職場はやめてほしいようです。私も、転職した方がいいように思います。路線変更するには最後のチャンスかな?と。。でも2人目もほしい、、保健師は諦めるべきでしょうか。無難に、訪問看護や透析看護の道を極めた方がいいでしょうか、、

医療の仕事は好きなので、離れたくはありません。。

参考:Yahoo知恵袋

自分が何を一番したいのかを知っていることは、とても前向きで素敵なことです。

保健師に転職したあとに、子供ができることを心配する必要はありません。しっかりと福利厚生も付きますし、職場側も産休の間は他の保健師を見つけることは難しいことではないからです。転職サイトや求人サイトが普及してきた今では、保健師の募集は人気な分野でもあり、求人はすぐに見つかる時代になっています。

今やりたいことをしないと、後悔が残るかもしれません

保健師とは?保健師の役割や仕事内容は?

そもそも、保健師は看護師と何が違うのでしょうか?

その1:保健師の役割って?保健師にも種類がある?

保健師の中でも、どのような保健師になるかで働き方が変わってきます。

保健師の種類は?
  1. 主に都道府県・市町村などの保健所、保健センター等で保健行政に従事する行政保健師
  2. 企業の産業保健スタッフとして勤務する産業保健師
  3. 病院やクリニックなどで行われる健康診断や、予防接種のアドバイスなどを担当する病院保健師
  4. 学校等で学生と教職員の心身の健康保持につとめる学校保健師(養護教諭)

このように大きく4つに分けることができます。

どの種類の保健師であっても、共通して言えることは、個人の健康相談にのったり、生活改善のためのアドバイスやサポートをしたりするほか、「企業の従業員」や「地域住民」といったコミュニティ全体の健康を推進していくという働きを担っているということです。

地域に密着して幅広い年齢を対象にするのであれば、行政保健師。産業保健師の場合は、従業員(成人)を対象としての健康管理が一番の役割となりますね。学校保健師の場合は、子供が対象となります。

このように、まずは自分がどのような世代の人たちの健康管理をサポートしていきたいのかを明確にすると、目指すべき保健師の職場も正しく選ぶことが出来ます。

その2:具体的な仕事内容は?

上記で挙げた4つの保健師の仕事内容を詳しく見ていきます。

保健師の約60%は行政保健師となります。都道府県庁や都道府県が管轄する保健所で働く「都道府県保健師」と市区町村の役所や市町村が管轄する保健センターで働く「市区町村保健師」に分かれます。

仕事内容:都道府県保健師は市町村の保健師への研修をおこなったり、統計に携わる立場にあります。市区町村保健師は、身近な住民のサポートが主な仕事で、より近い存在として個人の相談に乗る機会が多く、患者さんと深いコミュニケーションをとることが多いのが特徴です。

病院保健師は行政保健師に次いで二番目に従事者が多い仕事です。総合病院やクリニック、訪問看護ステーションなどの病院施設で働きます。病院保健師の主な仕事は、様々な予防対策です。予防接種の手伝いや、病院での健康診断の管理、訪問看護での健康指導等がその内容になります。

産業保健師は企業や健康保険組合に所属して働きます。産業保健師の主な仕事は、所属する企業の社員や組合の職員に対する保健指導です。メンタルヘルスも含め、企業の職員の健康管理を行います。産業保健師は大きな組織に所属することが多いため、給料が高い傾向があり保健師の中でも人気の種類であり倍率も高くなっています。

学校保健師は専門学校や大学、一部の私立の小学校・中学校・高校などで働きます。学校保健師の主な仕事は、勤務している学校の生徒や職員の病気予防のアドバイスを行ったり、ケガや急病患者の応急処置を行います。学校保健師は養護教諭とは異なります。

その3:保健師の給料は看護師と比べるとどうなの?

保健師の給料は、どの施設に就職するかによって給料や年収にも大きな違いがあります。具体的に見えていきましょう。

行政保健師の年収:平均500万円前後。公務員扱いとして働くことになるため、給料は勤務年数の応じて上がっていく傾向があります。行政保健師の中にも、国家公務員や地方公務員と分かれてきます。国家公務員の平均年収は約563万円、地方公務員(全体)の平均年収は約575万円。厚生労働省などで働く国家公務員に比べ、感染症予防・医療や勤務時間外の救急業務に携わる機会の多い地方公務員は特殊勤務手当などの諸手当が高くなるようです。

参考:総務省「平成27年地方公務員給与の実態」全地方公共団体の看護・保健職、職種別職員の平均給与額のデータ

学校保健師の年収:平均450万円前後。学校に所属するため、必ずしも公務員扱いにはなりません。行政保健師と比較すると少し年収は下がります。

産業保健師の年収:産業保健師の場合、企業先の規模により年収は大きく異なります。大企業の医務室で働くことになれば、行政保健師よりも遥かに良い給料がもらえるところもあります。倍率は高いですが、給料重視している方は挑戦してみてもいいかもしれませんね。

保健師に転職するメリットとデメリットは?

保健師の種類や仕事内容を知った上で、次は保健師に転職した時のメリットとデメリットを見ていきましょう。

その1:保健師に転職するメリットは?

  1. 休日出勤がないため、週末に自分の時間(家族との時間)が取りやすい
  2. 福利厚生が整っている(有給も取りやすい)
  3. 介護内容が少ないため、体への負担やが少ない
  4. 治療ではなく予防に力を入れることができる

病院で働く看護師と大きく異なるのは、行政保健師の場合、長時間労働や深夜に及ぶ残業、休日出勤などを求められるケースが少ないことです。

看護師の仕事では、夜勤や残業による長時間労働、委員会や勉強会への参加は割と当たり前になっていますよね。不規則な生活は尽きものです。しかし、保健師では、定時で仕事を終えて帰る職場がほとんどです。そして夜勤がなく、土日休みでもあるため、生活リズムは看護師と比べて遥かに良くなります。

暦通りの休みが取れるので、土日休みのパートナーやお子さんがいる方には、家族で過ごす時間も取ることが出来て魅力的とも言えるでしょう。

また、看護師の場合は病気になった人へのケアが中心ですが、保健師の場合は、病気になる前に予防に力を入れます。フォーカスする視点が異なってくるため、「人が病気になることをより予防したい!」と感じるのであれば、保健師は天職かもしれません。

看護師のように介護内容も少ないため、体への負担が少ないのも特徴的です。

その2:保健師に転職するデメリットは?

  1. 就職するための倍率(ハードル)が高い
  2. 看護技術を活かす機会が少ない
  3. 場合によっては給料が下がる

保健師は看護師と比べて就職すること自体がハードルがやや高くなってきます。

行政保健師を目指すのであれば、行政保健師は公務員のため、公務員試験を受ける必要があります。保健師の約60%は「行政保健師」であるため、保健師を目指す多くの人が公務員試験をクリアしなければいけません。

そして、公務員試験には年齢制限があるので、行政保健師として働きたい方は、年齢の条件を満たす必要もあります。

(年齢制限は地方自治体によって異なるので、詳しい内容を知りたい場合は自治体のホームページを確認したり問い合わせましょう。平均すると、20代後半~30歳くらいまでが受験資格であることが多いようです。)

また、保健師は募集自体が少なく、保健師の仕事を見つけるのが難しいこと。医療行為が少なく、看護技術を活かす機会が減ります。医療行為よりも、保健指導などの内容が多くデスクワークが増えます。そのため、パソコンスキルが必要不可欠となることも事前に抑えておきたいポイントです。

その3:保健師になる前に必要なことは?

 

それでも保健師に転職したい?

保健師についてご紹介しましたが、どのようなイメージをお持ちになったでしょうか?

保健師の仕事内容、看護師から保健師に転職するメリットとデメリットを知った上で、保健師をさらに魅力的に感じましたか?もしくは、少しイメージとは異なりましたか?

保健師の素敵な点は、残業や夜勤、委員会などの負担が少ないことです。体が疲れていて、生活リズムを整えたい方にとっては、保健師の道は一つの手段と言えるでしょう。夜勤や残業が減り自分の時間を大切に過ごすことで、知らないうちに心も体もパワーチャージされて、力がみなぎってくるものです。

そして、保健師の内容を知って興味を持ったのならば、保健師に挑戦したい気持ちがあるならば、一度やってみることです。なぜなら、保健師になるには年齢制限のリミットがあるからです。看護師に戻りたければ、好きなタイミングでいつでも戻れます。

チャンスを逃してしまうと、後悔が残ってしまいますよね。

もしくは、保健師の内容がイメージと違ったと思うようであれば、保健師を目指す以外でも、看護師の資格を活かして自分が望んでいる働き方を手に入れることも十分に可能です。資格を最大限に活かして、自分の好きなライフスタイルを送りましょう。

理想的な職場を見つける方法は?

私たち看護師が精神的に追い込まれるのは、病院以外の選択肢がないと思うからです。現職以外の働き方があると知るだけで、私たちは前向きな気持ちで最適な仕事を見つけられます。

看護師は人材不足もあり、私たちは自由に職場を選択できる立場にあります。

方法1:残業が少ない日勤だけの病院で働く

看護師の人材不足もあり、私たちが利用しやすい転職サービスは増えています。

転職が一般化する以前は、ひとつの病院で定年まで働き続けるか、結婚や出産を機に退職かパートに切り替えるしか、私たちに選択肢はありませんでした。深刻な人手不足の現在では、各個人のライフスタイルに合わせて職場を選択できます

ライフスタイルに合わせた働き方とは...
  1. 夜勤や残業はあるが、月収40万円を稼げる病院
  2. 残業が10時間以下でも、月収30万円を稼げる病院
  3. 日勤だけで、毎日定時に帰宅できる個人病院やクリニック
  4. 託児所が完備され子育てや、職場復帰を支援してる病院
  5. 家族と時間を過ごすために、土日祝日に休める病院
  6. 産休や育休の実績があり、既婚者でも安心して働ける病院

転職サイトの「ナースではたらこ」は、全国に91,982件の求人があります。公式HPの検索画面を開き、「正看護師」「日勤のみ」で条件を検索すると、4,195件がヒットします。

日勤のみ、託児所付き、寮、家賃補助が付いて、月給は25〜27万円の求人がありますね。

方法2:病院以外の企業や介護施設で働く

看護師は必ずしも病院で働く必要はありません。看護師免許の資格を活かして、企業や市役所、保健所、介護施設で働く選択肢もあります。

病院以外で働く方法とは...
  1. 土日休みで働ける、保育園や大学保健の管理センターで働く
  2. 看護師免許を活かして、市役所や保健所で保健師で働く
  3. 大手優良企業の医務室で、専属看護師として勤務する
  4. 定年後でも働きやすい、特別養護老人ホームや介護施設で働く
  5. 夜勤も残業もなく、高収入を得やすい訪問看護師で働く

看護師免許を活かして、大手企業で働く選択肢もあります。

日勤常勤で働ける企業の求人は、一般的に社会保険や賞与などの福利厚生が保障されています契約期間が定められてないため、安定した労働環境で長期間働けます。夜勤も長時間労働もないため、安心して働けますね。

「ナースではたらこ」で検索条件に「企業」を入力したら、年収330〜420万円の求人が見つかります。

方法3:勤務地や時間を選択できる派遣で働く

看護師免許があれば、フルタイムで働く必要もないですね。勤務地や勤務時間を自由に選択して派遣で働く方法もあります。

派遣やバイトで働く選択肢は...
  1. 育児や家事と両立するため、週3日で派遣で働く
  2. 短期間で貯金するために、時給2500円の高時給で働く
  3. 健診センターや採血など、日給2万円で単発のバイトをする

派遣で働く場合は、派遣専門のレバレジーズを利用しましょう。求人数2518件の中から、自分のライフスタイルに合わせて職場を選択できますね

病院は全国どこにでもあるため、希望の職場が見つからない事はありません。

正社員ではなくあえて派遣で働く人は、結婚や出産でブランキ期間が長い女性、家事や育児と両立して働きたい人、語学留学やワーホリから帰宅して時短で働きたい人が、積極的に利用しています。

まとめ:保健師になれば、今の私の悩みはなくなる?

保健師になれば、今の私の悩みは無くなる?
  1. 休日出勤がないため、週末に自分の時間(家族との時間)が取りやすい
  2. 福利厚生が整っている(有給も取りやすい
  3. 介護内容が少ないため、体への負担やが少ない
  4. 治療ではなく、予防に力を入れることができる
  5. 就職するための、倍率(ハードル)は高い
  6. 医療行為が少ないため、看護技術を活かす機会が減る
  7. 場合によっては、給料が下がる

保健師の魅力は、残業や夜勤、委員会などの負担が少ないことです。体が疲れている人、生活リズムを整えたい人にとっては、保健師の道は一つの手段と言えるでしょう。夜勤や残業が減り自分の時間を大切に過ごすことで、知らないうちに心も体もパワーチャージされて、力がみなぎってきます。

保健師に転職したい気持ちがあるならば、一度挑戦してみることです。

なぜならば、保健師になるには年齢制限のリミットがあるからです。もし保健師に挑戦して気に入らなかったとしても、看護師に戻りたければ、好きなタイミングでいつでも戻れます。

もしくは、保健師の内容がイメージと違ったと思うようであれば、保健師を目指す以外でも、看護師の資格を活かして自分が望んでいる働き方を手に入れることも十分に可能です。資格を最大限に活かして、自分の好きなライフスタイルを送りましょう。

1日でも早く行動に移した方が良い理由

看護業界では、常に慢性的な人材不足を抱えています。

平成26年の全国の看護職の有効求人倍率は、2.79倍です。求人数が185,578人に対して、求職者数は66,477人しかいません。毎年5.1万人の看護資格取得者がいる一方で、看護師を離職する人は16.1万人にも及びます

参考:看護職員の現状と推移(厚生労働省)

2025年には約196~206万人の看護師等が必要と推計されています。順調に看護師が増えても、13万人が不足します若年層が減少する中で、高校生の10人に1人が看護師にならなければいけない計算ですね。

人材不足は、私たち看護師にとって悪い事ではありません。なぜならば、看護師の需要が高い売り手市場を利用して、より労働条件が良い職場に転職し易いからです。実際に、多くの看護師が夜勤や残業がない職場に転職していますね。

しかしながら、この状況が長く続くとは限りません。

日本政府は人材不足を理由に外国人看護師の受け入れを検討しています。インドネシア、フィリピン、ベトナムから外国人看護師・介護福祉士を受け入れ、その数は2018年に5600人にも上ります(厚生労働省)。

私たち日本人看護師の代わりに、外国人が増える事で次のデメリットがありますね。

外国人受入れで人材不足が解消されると...
  1. 低賃金で働く労働者が多いと、看護師の平均年収が下がる
  2. 看護師の給与は他国と比較して高いため、たくさんの外国人が来日する
  3. 人材不足が解消されると、現職より好条件で転職するのが難しくなる
  4. 若手看護師が、経験を積める職場が少なくなる
  5. 有効求人倍率が1倍を切ると、転職したくてもできない

少子高齢化を理由に、今後も看護師の数が減り続けるのは間違いありません。日本政府が本格的に移民を受け入れたら、私たち看護師の仕事も外国人に奪われます。そうならないためにも、1日も早く自分に合う職場を見つける必要がありますね。

看護師の転職活動で必要なもの

転職活動を開始するに当たって、私たち看護師が必要な準備は何もありませんまた、全てのサービスを無料で利用できます。途中で就職を辞退しても、罰金などでお金を支払う必要もないですね。

履歴書や職務経歴書は、コンサルタントと面談し転職の意思を固めた後に準備します。面談することで公立病院、クリニック、保育園、企業など進みたい方向性が明確に決まります。その段階で、書類など具体的な準備を始めた方が手戻りが少ないですね

まずは、転職するかどうか決めるためにも、面談だけでもしてみましょう。転職エージェントを利用すれば、面接対策から給与交渉まで全てサポートしてくれます。最短2週間で次の職場が決まるほど、スピーディに行動できます。

会員登録から面談までの流れ
  1. 公式サイトから会員登録する(氏名や住所など1分程度)
  2. 担当者からメールか電話があり、面談日を指定する(平日夜や週末可)
  3. 40分のキャリア面談は、電話でも対応してる(面談場所は新宿など、全国17カ所)

キャリア面談後には、条件に合う職場を20社ほど紹介してくれます。看護師免許を活かして働ける職場はたくさんあり、夜勤や残業がない職場が多い事にも驚きます。

もちろん、働きたいと思える病院がなければ、無理に職場を変える必要はありません現在は、売り手市場なので、私たちが職場を選ぶ立場にありますね。キャリア面談は、私たちに新しい出会いの場を提供してくれます。

現在の職場に不満を感じているのであれば、まずは選択肢だけでも確認しましょう。先輩看護師の悪質なイジメやサービス残業、人間関係で消耗するほど無駄なことはないですね患者さんのために働くためにも、まずは私たちが働きすい職場にいる必要があります。

具体的な行動に移さなければ、私たちの未来が変わることはありません。登録に必要な項目は少ないので、通勤中にスマホからでも登録できます。

 

会員登録と面談の日程調整、それから面談して求人を紹介してもらう、全ての工程で1時間も掛かりません。後からキャンセルもできるので、会員登録だけでも先に終わせた方が良いですね。登録フォームは1分で入力できます。

公式サイト:マイナビ看護師≪登録無料≫

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