若手看護師の夜勤手当の相場は?|夜勤手当に疑問をもったら?

夜勤をやめたいと思っている看護師はたくさんいます。しかし同時につらい夜勤の代償としてもらっている夜勤手当がなくなると考えた時、様々な不安が湧いてきます。若手看護師の夜勤手当の相場はどれくらいのものなのでしょうか?やめた場合でも生活していくことができるのでしょうか?

  • 「もらっている夜勤手当は他の看護師と比べて多い?少ない?相場は?
  • 「勤務している病院は私たち看護師に対して納得のいく夜勤手当を支払ってくれている?」
  • 夜勤をやめても生活はしていける?夜勤なしの場合の収入は?

夜勤を理由に看護師をやめたいと考えている看護師は全体の33%いると言われています。(参考:『医療労働』看護職員の労働実態調査「報告書」P27(http://irouren.or.jp/research/労働実態調査.pdf

夜勤の仕事は夜勤手当が高いということだけで我慢して続けられるものではありません。夜勤前後の生活リズムの崩れによる睡眠不足、それによって引き起こされる体調不良、、、、夜勤は看護師を続けていくうえで最大の問題点といっても過言ではないでしょう。

それにも関わらず、病院側は夜勤をしている看護師の健康に無理のあるシフトを組まざるを得ず、看護師側は疲弊しつつも夜勤手当がないと収入が不安だ、、と思い込み悪循環が生まれている現状が見受けられます。更に、夜勤前後の残業手当等の支払いも曖昧な病院も多く看護師のモチベーションも下がる一方です。

はっきり言うと、夜勤をやめても十分に生活をしていける収入は得ることができます。夜勤をこのまま続けていくことを不安に思う場合や、夜勤の手当に対して勤務する病院に不満が生じている場合などは、夜勤をやめてみたり職場を変えることを考えてみてはどうでしょうか。

ここでは、夜勤の相場、夜勤の計算の仕方、また夜勤をやめた場合の収入を見ていきます。

夜勤手当の相場を知りたい看護師向け
  1. 夜勤手当に疑問をもつ看護師の声は?
  2. 看護師の夜勤手当の計算方法、相場、夜勤をやめたら収入はどうなる?
  3. 夜勤を続けられるか不安で夜勤手当の相場が知りたくなった時の対策法は?

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夜勤の手当に疑問をもつ看護師の声は?

夜勤のしんどさに対して、「こんなにこれだけしかもらえものなの?」と疑問に感じている看護師の声はたくさんあります。

Aさん)おむつ交換 体位変換 入院患者急変 死後処置 をたった一人で夜勤

夜勤手当 看護師

診療所でベット数19床 入院患者さんはほぼ寝たきり(おむつ使用)

夜勤救急受け入れ有り 併設老人ホームがあり急変時対応 おむつ交換 体位変換 入院患者急変 死後処置 など

一人夜勤です 夜勤手当が1万ですが妥当ですか? いくら忙しくても金額は変わりません

早番7時から仕事 遅番8時まで仕事

この勤務で夜勤手当が1万が当たり前か教え下さい

夜勤時間は 16時30分~翌日9時30分です

参考:Yahoo知恵袋

2交代勤務の1回の夜勤相場を見ると勤務時間だけをみると相場と同じくらいに見受けられます。明らかに一人で2交代勤務の夜勤をこなすのは休憩の問題も含め、キャパオーバーです。

しかし実際のところ、利用者の数に対するハッキリとした夜勤人員配置基準が設定されているのは、介護施設のみです。病院での夜勤の労働時間や夜勤賃金の法律はあっても人員に関する基準はないためこのような過酷な夜勤体制が起こってしますのです。ほぼ相場と変わらなくても事実上休憩もとれず、この業務量では夜勤は相当体にこたえることでしょう、、、

Bさん)夜勤の回数ともらっている夜勤手当の計算が合わない

看護師の夜勤手当てについて。いま勤めている病院のことなんですが、夜勤手当てMAX5回しか出ないです。夜勤を6回やっても10回やっても夜勤手当ては5回分だけです。

先月、夜勤を7回入ったのですが5回分しか入っておらず、上司に聞いたらそう言われました。どこの病院もそんな感じですか?最初の契約では特にその事については、なにも言われてないです。

参考:Yahoo知恵袋

このようなことがあるので、給与明細をしっかりと把握しておくことは重要ですね。夜勤手当自体は病院が各々法律に関係なく決められるものなので上限が5回までと決まっている可能性があります。

ただし、22時から5時までに働いた深夜勤務割増相当分については法律で支払うことが定められています。それは夜勤回数によって増減するものなのでもらえていない可能性が高いですね。

このように、実際に深夜夜勤割増やその他、夜勤前後の残業に対する時間外割増が未払いの病院は実際に存在します。

Cさん)夜勤の手当と休みの頻度に疑問。労働基準法を満たしてる?

看護師の方に質問します。
夜勤なんですがうちの診療所は2交代で、夜勤入りが12時、明けが10時と22時間勤務します。

それで夜勤手当てが1万円で、明けの次の日は休みにならず、普通

に日勤か夜勤が入れられます。

病院の休みは日曜日と木曜日ですが、日曜日と木曜日に夜勤をした場合でも普通に明けの次の日は出勤するので、休みは潰れたも同然です。

こんな職場ってアリでしょうか?
(´・ω・`)

手当てが安い&休みが無さすぎると思うのは私だけですか?

夜勤を仮に月に8回した場合は月に1日休みがあるかどうかで、手取りが25万です。

どうですか?(´・ω・`)

参考:Yahoo知恵袋

このケースも明らかに夜勤手当だけを見ると2交代勤務夜勤の相場が払われているかのように見られますが、看護師が夜勤の疲れをとる暇もないシフトの組み方に問題があり、夜勤手当が見合っているとも考えられません。

労働基準法では「労働者の命と健康の保持」が重要視されます。このことを病院側が考えた上で看護師にとって働きやすい環境を作ってくれているかで病院側への信頼をはかることもできます。これは今後その職場で働き続けられるかの大きな目安になりますね。

実際に看護師が夜勤について悩み、夜勤手当などが気になり始めたら次のことを調べる必要があるのではないでしょうか。

看護師の夜勤手当の計算方法、相場、夜勤をやめたらどうなる?

実際に看護師の夜勤手当について詳しく見ていきましょう。

その1:夜勤手当の支払いは正しい?

(参照:協会ニュース 看護職の賃金 処遇の現状と改善に向けたポイント

一般的に夜勤手当と呼ばれている手当は「病院が各々定める夜勤手当」と「法律によって22時から5時までの労働に対して対象とする給与額に25%相当の割増金を上乗せして支給する深夜割増賃金」の二部分から成り立っています。病院によって支給方法は異なりますが大体が「夜勤手当と深夜割増賃金を別に明記して支払う」病院と、「深夜割増賃金を含む金額をまとめて夜勤手当として支払う」病院に二分されます。

更に夜勤シフト前の前残業、夜勤後の残業などで時間外勤務が発生した場合には時間外手当の支給もされなければなりません。

自分の夜勤手当が正しく支払いされているか疑問に思ったらまずは深夜割増賃金が法定通りに支払われているか確認してみましょう。実は深夜割増賃金が法定通り支払われていないということはよくあるようです。また、時間外残業についても支払われているかも必ずチェックしましょう。

努めている病院側が看護師に対していかに働きやすい環境を提供してくれているか、看護師のモチベーションを上げるものは正しい賃金の支払い、手厚い手当の支給ではないでしょうか。

さて、全国の看護師の夜勤手当の相場とはどのようなものなのでしょうか?見ていきましょう。

その2:夜勤手当及び夜勤回数の相場は?夜勤手当の実態とは?

(参照:「2016 年 病院看護実態調査」 結果速報)

実際の看護師の平均夜勤手当は1回につき3交代準夜勤で4,076円、3交代深夜勤で5,023円、二交代制夜勤で10,772円となっています。

残念なことに夜勤手当に関するアンケートによると対象者93人対し、夜勤手当に満足していない人は75人と80.6%にものぼっています。(参考:ナースレビュー

3交替夜勤などで70時間以上の時間外労働がある場合、辞めたいと考える看護師は4割近くにも増加。約33%の看護師が、仕事をやめたい理由に「夜勤がつらい」と答えています。(参考:『医療労働』看護職員の労働実態調査「報告書」P27

看護師が夜勤手当に満足していないと感じるのは無理もありません。実際、労働監督基準局に手当の未払いにより是正を促されている病院は後を絶ちません。過去には一人の女性看護師の自殺からその勤務病院の数億円の残業代や深夜手当未払いが明らかにされたこともありましたよね。

病院側が夜勤手当を満足いくように払っていないとわかると、人の命を守る看護師として懸命に夜勤にあたる看護師の不満が募るのは当然ですよね。そこまでして夜勤をしなければならないのだろうかと考えてしまうでしょう。

その3:夜勤なしで働くと収入はどうなる?

勤務する病院や勤務体系、また年齢や経験により誤差はでてきますが、単純に考えて夜勤をやめると夜勤分の収入がなくなる計算になります。

しかしながら、そもそも看護師の平均年収は全職種の女性平均年収377万8200円に対して478万2700円(参考:平成29年賃金構造基本統計調査)と100万円も上回る結果となっています。また、20代から30代前半の男女の一人暮らしにかかる費用については総務省の2017年の統計データによると、およそ15万から16万円(年間180万円から192万円)という調査結果があります。人それぞれ支出は変わってくるでしょうが、このデータを見る限り、夜勤手当をあてにする必要はないのが分かります。

夜勤をして色々な経験を積みたい、自分の病院の夜勤手当は他の病院よりはるかに高く、夜勤のやりがいも感じられると考えている人はいいですが、体調に不安があったり将来の計画を考えて夜勤を続けていくことが不安な看護師は収入のために夜勤を続ける必要はないのではないでしょうか。

夜勤を辞めたい、しかし夜勤手当によってはこのまま続けた方がいいのか、、、悩み始めたらどうすれば良いのでしょうか?

看護師の夜勤手当,相場が気になった時の対策

夜勤を続けるか悩んだ時、夜勤手当は一つの大きな判断基準になりますよね。夜勤相場が気になったときの対策です。

対策1:夜勤手当の確認をする

看護師は多忙ゆえに意外と自分の給与明細を見ていない人が多いです。

一度給与明細で基本給や夜勤手当、時間外夜勤手当等を見てみましょう。時に気をつけて見るべきポイントは未払いトラブルの多い深夜割増賃金、時間外勤務給です。

給与明細で特に見るポイント
  1. 深夜勤務給(深夜手当、夜勤手当など):午後10時から午前5時までに就労する場合、給与の25%増し(表1参照)の給与を支払うことが労働基準法で定められています。残業等が深夜にまで及んだ場合は通常の割増に深夜割増が加算されます
  2. 時間外勤務給(超過勤務手当、時間外手当、残業手当など)法定労働時間:(原則1週40時間、1日8時間)を超えて就労した場合、給与の25%増し(表1参照)の給与を支払うことが労働基準法で定められています。

参考:日本看護協会「5分でわかる給与明細」

きちんと法律通り支払われていることを確認すると共に自分の労働に見合っているか、納得することが大事ですね。どうしても納得がいかない場合は夜勤をやめる選択肢もあります。

対策2:夜勤をやめても生活できるか、自分の生活コストを考える

電気代、ガス代、水道代、住居費、食費、通信費、交際費等毎月の固定費用、そして娯楽費等自分に必要な費用を確認することで自分に必要な生活費を知ることができます。

2018年度の総務省統計局の調べによると家賃を除いた一人暮らしの生活費は月平均12万3,000円(年平均147万6,000円)です(全国、全世代)。これに住居費をプラスすると自分に必要な生活費が分かりますね。

対して、1~5年目の日勤のみの看護師の平均給与を見てみると月平均32万6,369円、年平均が391万6、433円です。(参考:看護roo)家賃にいくらかかるかは人それぞれですが、このデータをみる限り平均よりは収入に余裕があるのは明らかですよね。夜勤手当のために夜勤のある仕事にしがみつかなくてもいいと思うと少し気持ちが楽になりますね。

対策3:夜勤のない病棟への異動願いや個人クリニック、小さな病院への転職

現在働いている病院に特に不満がなければ上司に相談し、日勤のみの勤務形態に変えたい、その場合のまた勤務条件の変更等を相談してみるのが一番簡単でしょう。

しかし、今の病院に不満があったり、日勤の求人に空きがない場合等は転職サイトで自分の希望にあった求人がないかを見てみましょう。必ず自分に合った働き方のできる職場は見つかるはずです。

理想的な職場を見つける方法は?

私たち看護師が精神的に追い込まれるのは、病院以外の選択肢がないと思うからです。現職以外の働き方があると知るだけで、私たちは前向きな気持ちで最適な仕事を見つけられます。

看護師は人材不足もあり、私たちは自由に職場を選択できる立場にあります。

方法1:残業が少ない日勤だけの病院で働く

看護師の人材不足もあり、私たちが利用しやすい転職サービスは増えています。

転職が一般化する以前は、ひとつの病院で定年まで働き続けるか、結婚や出産を機に退職かパートに切り替えるしか、私たちに選択肢はありませんでした。深刻な人手不足の現在では、各個人のライフスタイルに合わせて職場を選択できます

ライフスタイルに合わせた働き方とは...
  1. 夜勤や残業はあるが、月収40万円を稼げる病院
  2. 残業が10時間以下でも、月収30万円を稼げる病院
  3. 日勤だけで、毎日定時に帰宅できる個人病院やクリニック
  4. 託児所が完備され子育てや、職場復帰を支援してる病院
  5. 家族と時間を過ごすために、土日祝日に休める病院
  6. 産休や育休の実績があり、既婚者でも安心して働ける病院

転職サイトの「ナースではたらこ」は、全国に91,982件の求人があります。公式HPの検索画面を開き、「正看護師」「日勤のみ」で条件を検索すると、4,195件がヒットします。

日勤のみ、託児所付き、寮、家賃補助が付いて、月給は25〜27万円の求人がありますね。

方法2:病院以外の企業や介護施設で働く

看護師は必ずしも病院で働く必要はありません。看護師免許の資格を活かして、企業や市役所、保健所、介護施設で働く選択肢もあります。

病院以外で働く方法とは...
  1. 土日休みで働ける、保育園や大学保健の管理センターで働く
  2. 看護師免許を活かして、市役所や保健所で保健師で働く
  3. 大手優良企業の医務室で、専属看護師として勤務する
  4. 定年後でも働きやすい、特別養護老人ホームや介護施設で働く
  5. 夜勤も残業もなく、高収入を得やすい訪問看護師で働く

看護師免許を活かして、大手企業で働く選択肢もあります。

日勤常勤で働ける企業の求人は、一般的に社会保険や賞与などの福利厚生が保障されています契約期間が定められてないため、安定した労働環境で長期間働けます。夜勤も長時間労働もないため、安心して働けますね。

「ナースではたらこ」で検索条件に「企業」を入力したら、年収330〜420万円の求人が見つかります。

方法3:勤務地や時間を選択できる派遣で働く

看護師免許があれば、フルタイムで働く必要もないですね。勤務地や勤務時間を自由に選択して派遣で働く方法もあります。

派遣やバイトで働く選択肢は...
  1. 育児や家事と両立するため、週3日で派遣で働く
  2. 短期間で貯金するために、時給2500円の高時給で働く
  3. 健診センターや採血など、日給2万円で単発のバイトをする

派遣で働く場合は、派遣専門のレバレジーズを利用しましょう。求人数2518件の中から、自分のライフスタイルに合わせて職場を選択できますね

病院は全国どこにでもあるため、希望の職場が見つからない事はありません。

正社員ではなくあえて派遣で働く人は、結婚や出産でブランキ期間が長い女性、家事や育児と両立して働きたい人、語学留学やワーホリから帰宅して時短で働きたい人が、積極的に利用しています。

まとめ:若手看護師の夜勤手当の相場が気になったら…

  1. 夜勤手当が正しいか、労働に見合っているか、給与明細で確認することが必要
  2. 自分に必要な生活費を知る。
  3. 上司へ相談または転職サイトで夜勤なしの職場を探す

看護師は決してお金のために働いているわけではありません。しかしながら、労働対価としてもらう賃金は労働への評価となり、看護師自身のやりがい、モチベーションにもつながります。更に看護師の夜勤の仕事は看護師自身の健康を犠牲にしていることもあり、それ相応の報酬を望む権利は十分にあります。

看護師が夜勤を続けていけるか、やめようかなと思った時に一番気になるのは夜勤手当ではないでしょうか。「これだけもらっているのだから、頑張ろう」と満足している看護師はほんの一握りです。実際に労働監督基準局から指導や是正を求められる病院も多い中、看護師は自分自身の給与を人任せにはしておけません。きちんと把握して、自分の働いている環境が信頼できる場所であることを確認することは大事です。

そして、どうしても夜勤が辛い、続けていけないという場合は夜勤なしでも十分に生活をしていけることを忘れないでおきましょう。私たち看護師は少子高齢化社会においてニーズが高まっています。病院側も人員確保にたくさんの働き方を提供するようになってきています。必ず理想の職場は見つけることができます。

1日でも早く行動に移した方が良い理由

看護業界では、常に慢性的な人材不足を抱えています。

平成26年の全国の看護職の有効求人倍率は、2.79倍です。求人数が185,578人に対して、求職者数は66,477人しかいません。毎年5.1万人の看護資格取得者がいる一方で、看護師を離職する人は16.1万人にも及びます

参考:看護職員の現状と推移(厚生労働省)

2025年には約196~206万人の看護師等が必要と推計されています。順調に看護師が増えても、13万人が不足します若年層が減少する中で、高校生の10人に1人が看護師にならなければいけない計算ですね。

人材不足は、私たち看護師にとって悪い事ではありません。なぜならば、看護師の需要が高い売り手市場を利用して、より労働条件が良い職場に転職し易いからです。実際に、多くの看護師が夜勤や残業がない職場に転職していますね。

しかしながら、この状況が長く続くとは限りません。

日本政府は人材不足を理由に外国人看護師の受け入れを検討しています。インドネシア、フィリピン、ベトナムから外国人看護師・介護福祉士を受け入れ、その数は2018年に5600人にも上ります(厚生労働省)。

私たち日本人看護師の代わりに、外国人が増える事で次のデメリットがありますね。

外国人受入れで人材不足が解消されると...
  1. 低賃金で働く労働者が多いと、看護師の平均年収が下がる
  2. 看護師の給与は他国と比較して高いため、たくさんの外国人が来日する
  3. 人材不足が解消されると、現職より好条件で転職するのが難しくなる
  4. 若手看護師が、経験を積める職場が少なくなる
  5. 有効求人倍率が1倍を切ると、転職したくてもできない

少子高齢化を理由に、今後も看護師の数が減り続けるのは間違いありません。日本政府が本格的に移民を受け入れたら、私たち看護師の仕事も外国人に奪われます。そうならないためにも、1日も早く自分に合う職場を見つける必要がありますね。

看護師の転職活動で必要なもの

転職活動を開始するに当たって、私たち看護師が必要な準備は何もありませんまた、全てのサービスを無料で利用できます。途中で就職を辞退しても、罰金などでお金を支払う必要もないですね。

履歴書や職務経歴書は、コンサルタントと面談し転職の意思を固めた後に準備します。面談することで公立病院、クリニック、保育園、企業など進みたい方向性が明確に決まります。その段階で、書類など具体的な準備を始めた方が手戻りが少ないですね

まずは、転職するかどうか決めるためにも、面談だけでもしてみましょう。転職エージェントを利用すれば、面接対策から給与交渉まで全てサポートしてくれます。最短2週間で次の職場が決まるほど、スピーディに行動できます。

会員登録から面談までの流れ
  1. 公式サイトから会員登録する(氏名や住所など1分程度)
  2. 担当者からメールか電話があり、面談日を指定する(平日夜や週末可)
  3. 40分のキャリア面談は、電話でも対応してる(面談場所は新宿など、全国17カ所)

キャリア面談後には、条件に合う職場を20社ほど紹介してくれます。看護師免許を活かして働ける職場はたくさんあり、夜勤や残業がない職場が多い事にも驚きます。

もちろん、働きたいと思える病院がなければ、無理に職場を変える必要はありません現在は、売り手市場なので、私たちが職場を選ぶ立場にありますね。キャリア面談は、私たちに新しい出会いの場を提供してくれます。

現在の職場に不満を感じているのであれば、まずは選択肢だけでも確認しましょう。先輩看護師の悪質なイジメやサービス残業、人間関係で消耗するほど無駄なことはないですね患者さんのために働くためにも、まずは私たちが働きすい職場にいる必要があります。

具体的な行動に移さなければ、私たちの未来が変わることはありません。登録に必要な項目は少ないので、通勤中にスマホからでも登録できます。

 

会員登録と面談の日程調整、それから面談して求人を紹介してもらう、全ての工程で1時間も掛かりません。後からキャンセルもできるので、会員登録だけでも先に終わせた方が良いですね。登録フォームは1分で入力できます。

公式サイト:マイナビ看護師≪登録無料≫

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