看護師なのにうつになりやすい|うつ病の予防や対策方法は

長時間労働に夜勤、職場の人間関係など、看護師の仕事は楽ではありません。患者をケアしているはずが、気付かない間に自分に健康障害が起きていることもあります。

  • 「夜ぐっすり眠れない」「不眠症状が出ている」
  • 「生理が来なくなった」
  • 「仕事のことを考えると動悸するように胸がドキドキする」
  • 「職場に行くと頭痛や吐き気がする」
  • 「涙が止まらない」
  • 「いますぐ辞めたい。けど全てのことに気力がない」

看護師の仕事は、人の命に関わる仕事であり、プレッシャーを感じている人も多いですよね。自分の選択が人の命に直結しているわけであり、その大きなプレッシャーから無意識のうちに心は緊張しています。

さらに職場の面倒な人間関係や夜勤労働、残業業務によるストレスはとても大きなものであり、その溜まりに溜まったストレスは健康障害として体に出てきます。

しかし、ストレスフルな状態の私たちは体が送ってきているストレスのサインである健康障害に気づかず、見落としてしまいがちです。気付いたときにはうつ病など精神的な問題にまで至っていることも稀ではありません。

ここでは、看護師がなぜうつ病になりやすいのか、うつ病を予防する対策方法をご紹介します。

  1. うつ病になる看護師の声は?
  2. 看護師でうつ病が多い理由は?
  3. うつ病の予防対策や対策方法は?

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うつ病になる看護師の声は?

看護師の仕事により、精神的に健康障害が出ている人たちは少なくありません。

A)気分不良、食欲不振、仕事のことしか考えられなくなり動悸や吐き気に襲われるなどの症状

私はうつ病でしょうか?新人看護師として働き初めて3ヶ月目になりました。
人間関係には恵まれ、先輩がたやプリセプター、同期など本当にいい人たちばかりの職場です。

私は院内では一番忙しい科に配属され、残業残業残業の毎日です。
ここ2週間ほど、なんにもしていなくても涙が出る、しゃがみこんでしまうほどの気分不良、食欲不振、仕事のことしか考えられなくなり動悸や吐き気に襲われるなどの症状に悩まされています。
毎時間、毎日辞めたいと思います。

仕事している上で命を預かる責任感の重さ、プレッシャー、毎日の激務や今後この仕事が永遠と続くのかという気持ちに苦しくて苦しくてたまらなくなります
毎日職場につくと涙がとまらなくなり泣きすぎてもう呆れられてしまいます。

毎日朝が来なければいい、もう死んでしまいたいと思います。
私はうつ病なのでしょうか。精神科にいったほうがいいでしょうか?

参考:Yahoo知恵袋

人間関係が良い環境であっても、積み重なる残業と激務の日々、命を預かっているというプレッシャーにて、体と心はストレスを受けます。その結果、気分不良や食欲不振の症状、涙が止まらなくなるなどのうつ病症状が発症します。

体と心は助けを求めているのですね。体はとても正直です。

B)人間関係や環境の変化によるストレスにてうつ病発症し退職

私は去年の4月に入職した看護師なのですが、二交代から三交代に変わったことや、人間関係の悪さ、環境の変化によるストレスで軽いうつ病になってしまい今年の2月で退職いたしました。

退職したときは外に出るのも一苦労で、病院に行くことが精一杯でした。

少しずつ症状が良くなり、通院以外にも外出できる日が増えてきたため、そろそろ就職活動をしようか悩んでいます。
そこで相談なのですが、私のようなものでも大学病院にて勤めることは可能でしょうか?
また、クリニックでも可能でしょうか?

今のままでは自分が価値のない人間に思えてしまい、就職することを希望しているのですが、うつ病になられた看護師さんは再就職はどのような形でしたのでしょうか?

参考:Yahoo知恵袋

看護師特有の勤務体制にて生活リズムがバラバラな日々。また、たとえ人間関係の悪い環境でも、「まだ自分は大丈夫、まだ出来る」と頑張ります。

看護師になる人は、責任感が強い方が多いですよね。それは良い一面ではありますが、バランスを崩すと、自分を追い込んでしまうことにもなります。

C)ストレスにて全身に蕁麻疹、不眠症、突然の吐き気を発症

実際に私も健康障害が現れて、心にまで問題が出たため、退職した経験があります。

私は脳外科病棟で勤務していました。

先輩からの威圧と嫌がらせ、愚痴ばかり聞こえる職場で愛想笑いを作る日々。定時に自分の仕事が終わっても帰れません。みんなが終わるまで帰れない雰囲気があり、サービス残業は当たり前でした

ストレスフルな環境で働いていた結果、全身に蕁麻疹が出て不眠障害に陥ります。夜も眠れなくなり、日々の疲れは溜まっていく一方です。なぜそうなったのか自分では原因に気付かず、ある日突然吐き気に襲われました

出勤時に涙が止まらなくなり、その時に初めて職場でのストレスが原因だと知ります。そして、悩んだ末にこの病院を辞めることを決意します。

人間はストレスを受け続けると、不眠症や蕁麻疹、生理の遅れなど目に見える体の不調として現れて、必死に自分の体はもう限界だと訴えているのです。それに気付かずに過ごしていると突然に心の障害が現れます。

体の不調が出ずに、ダイレクトに心の不調が出てくることもあります。

このように体と心が悲鳴をあげている看護師は多いですよね。では、なぜ看護師でうつ病が多いのでしょうか。

看護師でうつ病が多い3つの理由は?

理由1:長時間労働と夜勤で肉体的にキツイ

看護師をフルタイムで行うと必ず夜勤勤務があります。夜勤は2交代と3交代があるが、どちらを選択しても楽ではありません。

  • 2交代勤務:「8時~17時」「16時~9時」
  • 3交代勤務:「8時~17時」「16時~24時」「0時~9時」

残業も当たり前のようにありますね。

夜勤にて生活リズムが崩れるのも、体には大きな負担ですよね。体内時計が崩れた体は不眠も引き起こします。

最近では、現在不眠がある人は不眠のない人に比べ、3年以内にうつ病を発症するリスクが4倍になるなど、不眠とうつ病の関連性を示す研究報告が多く、注目されています。

理由2:職場の人間関係に大きなストレスがある

参考:看護師辞めたいけど不安……(マイナビ転職)

看護師が仕事を辞めたいと思う理由の上位には、人間関係のトラブルやストレスがあります。

それほど看護師界での人間関係はストレスフルなものです。

女性が大半を占める看護師の職場は、女性特有の噂好きな人、愚痴や不満を周囲に漏らす人が多いです。なかには、若い看護師に嫌がらせする人もいます。

この環境の中で、常に人の目を気にして行動しなくてはいけなかったり、直接攻撃を受ける看護師のストレスは増え続ける一方。そのようなストレスフルな環境で働き続けると、もちろん心はダメージを受けます。

理由3:医療事故のプレッシャーで責任が重い

自分の判断が患者さんの生死に関わる恐怖があり、看護師の仕事はプレッシャーの大きな仕事です。

点滴や薬の誤薬、患者を間違えてインシデントを起こす看護師はいます。大きなミスを犯した時のことを考えると、不安や恐怖で夜も眠れなくなります。

心が休まる時間がなく、プレッシャーとストレスを感じる毎日では、もちろん体にも傷害を与えます。

このように、ストレスフルな環境で働き続けていると、心も体もダメージを受け続けているということです。看護師がうつ病になりやすいのも理解できますよね。

心の障害が出てからでは、回復するのに時間がかかることが多いです。自分の体が出しているSOSを理解して、自分の健康を守っていくことは看護師として働いていく上ではとても大切です。

誰もうつ病になりたいなんて思う人はいません。では、どのようにうつ病を予防し、対策することが出来るのでしょうか。

うつ病の予防策や対策方法は?

うつ病予防において大切なこと
  1. 睡眠をしっかりとる
  2. 自分がリラックスできる時間を作る
  3. ストレスサインを見落とさない
  4. 周りに相談できる人を作る
  5. 適度な運動を生活に取り入れる
  6. 働く環境を変える

1、睡眠をしっかりとる

不眠はうつ病を発症させやすくする原因の一つであると言われています。

寝つきに30分以上かかる、途中で何度も目が覚める、朝やたら早く目が覚める、熟睡感がなくなる、などは体がストレスやダメージを受けている証拠です。それに気がついたら、まずは生活習慣を見直す必要があります。

就床前4時間のカフェイン摂取を避ける、就寝前に携帯やパソコンを触らないようにする、ぬるめのお湯での入浴や音楽などでリラックスするなどが睡眠の質を上げるためには効果的です。

2、自分がリラックスできる時間を作る

人間はリラックスしている時には、セロトニンというリラックスホルモンが分泌されます。セロトニンは心のバランスを整える作用があるホルモンで、「安心のホルモン」と呼ばれています

セロトニンが不足するとイライラしたり、うつ状態や暴力的になりやすいといわれています。

リラックスできる時間を少しでも多く作ることで、心と体は自然に休まりますます。

これをしていると気が楽になる、ということが1つでもあれば、それを1日のスケジュールに組み入れましょう。例えば、散歩する、好きな音楽を聴く、好きな香りを嗅ぐ、好きなものを食べる、など何でも構いません。

3、ストレスサインを見落とさない

ストレスが蓄積すると、身体面、心理面にさまざまな変化が現れます。

身体面でのストレスサインは、蕁麻疹が出る、頭が痛い、吐き気がする、眠れない、などがあります。女性の場合は、ストレスが溜まると、生理がこなくなったり、遅れる人もいます。

疲れがとれない、気持ちが落ち込むことが多い、イライラしやすい、やる気が出ない、落ち着きがなくなる、考えが悲観的になる、被害的になる、攻撃的になるなどは心理面でのストレスサインです。

自分の体を守ろうと必死に出しているサインを見落とさずにケアしていく必要があります

4、周りに相談できる人を作る

うつ病になりやすい人の特徴として、義務感が強く、仕事熱心、完璧主義、几帳面、凝り性、常に他人への配慮を重視し関係を保とうとする一面を持っていることが多いです。

人間は支え合って生きていくものです。責任感の強い看護師は、一人で全てをこなそうと頑張りすぎてしまいますよね。

一人で全てを抱えずに、周りの人と思いを共感して支え合っていくことで、心の負担が減り気持ちも楽になります。周りの人から、「いつもより疲れているよ」と言われて、ようやく自分の状態に気づくことが出来ることもあります。

家族やパートナー、友達、誰でも構わないので、自分の正直な気持ちを話せる存在を知っておくことは心をサポートしていくためにはとても大切ですね。

5、適度な運動を生活に取り入れる

運動はうつ病を予防するのに大きな効果があると言われています。その理由としては、運動は幸せホルモンを活性化されるからです。

ウォーキングやジョギング、サイクリングなどの有酸素運動により、脳の情報伝達のバランスを整える神経物質のひとつである「セロトニン」が活性化されます。

脳内のセロトニン量が増えると、心が落ち着いてさわやかな気分になり、不安や抑うつ感なども改善され、元気が出てポジティブな気分になります。

また、「エンドルフィン」の分泌も高めるとも言われています。エンドルフィンも脳内で働く神経伝達物質のひとつで、鎮痛効果や気分の高揚・幸福感などが得られ、うつ症状に効果的です。

定期的に活発な身体活動を行わない者では、行う者に比べて1、年後に抑うつ状態の者が1.8 倍多いと報告されています。

さらに、身体活動の多い者やスポーツをする者は、うつ病への罹患が2〜3割低いことが、ハ ーバード大学の同窓生の追跡研究で報告されました。

参考:運動によるうつ病・うつ状態の予防に関する基礎知識 http://www.health-net.or.jp/etc/pdf/utsu.pdf

6、働く環境を変える

自分の職場でのストレスが原因であり、自分でそのストレスの原因を取り除くことが難しい場合もありますよね。そのような時は、職場を変えてみるのも一つです。

私も、看護師として病院で働いている時に、健康障害が出て働けなくなり退職したのですが、退職した瞬間に自分に出ていた健康障害が一気に改善しました。

その後、職場を変えて改めて看護師としての生活をスタートしてからは、うつ病症状は一切出ていません。

変化は時には勇気がいることですが、勇気を出して行動することでうつ病と向き合っていく生活ではなく、自分らしく伸び伸びと過ごすことが出来る生活を送ることができます。

理想の職場を見つける方法は?

私たち看護師が精神的に追い込まれるのは、病院以外の選択肢がないと思うからです。現職以外の働き方があると知るだけで、私たちは前向きな気持ちで最適な仕事を見つけられます。

看護師は人材不足もあり、私たちは自由に職場を選択できる立場にあります。

方法1:残業が少ない日勤だけの病院で働く

看護師の人材不足もあり、私たちが利用しやすい転職サービスは増えています。

転職が一般化する以前は、ひとつの病院で定年まで働き続けるか、結婚や出産を機に退職かパートに切り替えるしか、私たちに選択肢はありませんでした。深刻な人手不足の現在では、各個人のライフスタイルに合わせて職場を選択できます

ライフスタイルに合わせた働き方とは...
  1. 夜勤や残業はあるが、月収40万円を稼げる病院
  2. 残業が10時間以下でも、月収30万円を稼げる病院
  3. 日勤だけで、毎日定時に帰宅できる個人病院やクリニック
  4. 託児所が完備され子育てや、職場復帰を支援してる病院
  5. 家族と時間を過ごすために、土日祝日に休める病院
  6. 産休や育休の実績があり、既婚者でも安心して働ける病院

転職サイトの「ナースではたらこ」は、全国に91,982件の求人があります。公式HPの検索画面を開き、「正看護師」「日勤のみ」で条件を検索すると、4,195件がヒットします。

日勤のみ、託児所付き、寮、家賃補助が付いて、月給は25〜27万円の求人がありますね。

方法2:病院以外の企業や介護施設で働く

看護師は必ずしも病院で働く必要はありません。看護師免許の資格を活かして、企業や市役所、保健所、介護施設で働く選択肢もあります。

病院以外で働く方法とは...
  1. 土日休みで働ける、保育園や大学保健の管理センターで働く
  2. 看護師免許を活かして、市役所や保健所で保健師で働く
  3. 大手優良企業の医務室で、専属看護師として勤務する
  4. 定年後でも働きやすい、特別養護老人ホームや介護施設で働く
  5. 夜勤も残業もなく、高収入を得やすい訪問看護師で働く

看護師免許を活かして、大手企業で働く選択肢もあります。

日勤常勤で働ける企業の求人は、一般的に社会保険や賞与などの福利厚生が保障されています契約期間が定められてないため、安定した労働環境で長期間働けます。夜勤も長時間労働もないため、安心して働けますね。

「ナースではたらこ」で検索条件に「企業」を入力したら、年収330〜420万円の求人が見つかります。

方法3:勤務地や時間を選択できる派遣で働く

看護師免許があれば、フルタイムで働く必要もないですね。勤務地や勤務時間を自由に選択して派遣で働く方法もあります。

派遣やバイトで働く選択肢は...
  1. 育児や家事と両立するため、週3日で派遣で働く
  2. 短期間で貯金するために、時給2500円の高時給で働く
  3. 健診センターや採血など、日給2万円で単発のバイトをする

派遣で働く場合は、派遣専門のレバレジーズを利用しましょう。求人数2518件の中から、自分のライフスタイルに合わせて職場を選択できますね

病院は全国どこにでもあるため、希望の職場が見つからない事はありません。

正社員ではなくあえて派遣で働く人は、結婚や出産でブランキ期間が長い女性、家事や育児と両立して働きたい人、語学留学やワーホリから帰宅して時短で働きたい人が、積極的に利用しています。

まとめ:うつ病を予防して健康に生きるためには?

誰しも幸せに、ストレスなく生きたいですよね。それにも関わらず、うつ病にまで至ってしまう理由。

それは、責任感が強く、自分を追い込みすぎてしまったり、完璧を求めてしまったり、他人からの評価を気にしすぎてしまったりと、心に知らない間にプレッシャーとストレスがかかり続けているからです。

プレッシャーやストレスを受け続けてた心は、どんどん傷ついてしまい、その傷に気づくのが遅くなればなるほど、回復にも時間がかかります。

少しでも自分の体と心に異常を感じるのであれば、それはうつ病に繋がる恐れがあるということです。しかし、その異常に気づけたことこそが大切であり、自分で自分の異常に気づけたならば、うつ病を防ぐことができます。

  1. 睡眠をしっかりとる
  2. 自分がリラックスできる時間を作る
  3. ストレスサインを見落とさない
  4. 周りに相談できる人を作る
  5. 適度な運動を生活に取り入れる
  6. 働く環境を変える

うつ病は予防することが出来る心の病気です。頑張って戦う必要はないのです。

そして、看護師は職場によっては、ストレスフルな環境とは皆無な素敵な職場もあります。同じ看護師として働いていくのであれば、自分が健康で働くことが出来る場所を選びたいですね。

1日でも早く行動に移した方が良い理由

看護業界では、常に慢性的な人材不足を抱えています。

平成26年の全国の看護職の有効求人倍率は、2.79倍です。求人数が185,578人に対して、求職者数は66,477人しかいません。毎年5.1万人の看護資格取得者がいる一方で、看護師を離職する人は16.1万人にも及びます

参考:看護職員の現状と推移(厚生労働省)

2025年には約196~206万人の看護師等が必要と推計されています。順調に看護師が増えても、13万人が不足します若年層が減少する中で、高校生の10人に1人が看護師にならなければいけない計算ですね。

人材不足は、私たち看護師にとって悪い事ではありません。なぜならば、看護師の需要が高い売り手市場を利用して、より労働条件が良い職場に転職し易いからです。実際に、多くの看護師が夜勤や残業がない職場に転職していますね。

しかしながら、この状況が長く続くとは限りません。

日本政府は人材不足を理由に外国人看護師の受け入れを検討しています。インドネシア、フィリピン、ベトナムから外国人看護師・介護福祉士を受け入れ、その数は2018年に5600人にも上ります(厚生労働省)。

私たち日本人看護師の代わりに、外国人が増える事で次のデメリットがありますね。

外国人受入れで人材不足が解消されると...
  1. 低賃金で働く労働者が多いと、看護師の平均年収が下がる
  2. 看護師の給与は他国と比較して高いため、たくさんの外国人が来日する
  3. 人材不足が解消されると、現職より好条件で転職するのが難しくなる
  4. 若手看護師が、経験を積める職場が少なくなる
  5. 有効求人倍率が1倍を切ると、転職したくてもできない

少子高齢化を理由に、今後も看護師の数が減り続けるのは間違いありません。日本政府が本格的に移民を受け入れたら、私たち看護師の仕事も外国人に奪われます。そうならないためにも、1日も早く自分に合う職場を見つける必要がありますね。

看護師の転職活動で必要なもの

転職活動を開始するに当たって、私たち看護師が必要な準備は何もありませんまた、全てのサービスを無料で利用できます。途中で就職を辞退しても、罰金などでお金を支払う必要もないですね。

履歴書や職務経歴書は、コンサルタントと面談し転職の意思を固めた後に準備します。面談することで公立病院、クリニック、保育園、企業など進みたい方向性が明確に決まります。その段階で、書類など具体的な準備を始めた方が手戻りが少ないですね

まずは、転職するかどうか決めるためにも、面談だけでもしてみましょう。転職エージェントを利用すれば、面接対策から給与交渉まで全てサポートしてくれます。最短2週間で次の職場が決まるほど、スピーディに行動できます。

会員登録から面談までの流れ
  1. 公式サイトから会員登録する(氏名や住所など1分程度)
  2. 担当者からメールか電話があり、面談日を指定する(平日夜や週末可)
  3. 40分のキャリア面談は、電話でも対応してる(面談場所は新宿など、全国17カ所)

キャリア面談後には、条件に合う職場を20社ほど紹介してくれます。看護師免許を活かして働ける職場はたくさんあり、夜勤や残業がない職場が多い事にも驚きます。

もちろん、働きたいと思える病院がなければ、無理に職場を変える必要はありません現在は、売り手市場なので、私たちが職場を選ぶ立場にありますね。キャリア面談は、私たちに新しい出会いの場を提供してくれます。

現在の職場に不満を感じているのであれば、まずは選択肢だけでも確認しましょう。先輩看護師の悪質なイジメやサービス残業、人間関係で消耗するほど無駄なことはないですね患者さんのために働くためにも、まずは私たちが働きすい職場にいる必要があります。

具体的な行動に移さなければ、私たちの未来が変わることはありません。登録に必要な項目は少ないので、通勤中にスマホからでも登録できます。

 

会員登録と面談の日程調整、それから面談して求人を紹介してもらう、全ての工程で1時間も掛かりません。後からキャンセルもできるので、会員登録だけでも先に終わせた方が良いですね。登録フォームは1分で入力できます。

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